Step by Step 9月6日 ■□理想に向かう備え□■
それはそれとして、私たちはすでに達しているところを基準として、進むべきです。ピリピ3章16節
理想と現実はすべからずギャップがあるものです。ギャップがあるから理想と現実なのでしょうけど、そのギャップに私達は苦しみます。大切なのは、そのギャップの受け止め方です。三通りの受け止め方があるのではないでしょうか。
①諦めタイプ:理想は一応あるけれども、目指すことを諦め、現実に埋没しているタイプです。
②自虐タイプ:理想への思いが強すぎて、その通りに行かない現実をいつも裁いているタイプです。
③調整タイプ:理想と現実とのバランスを取りながら、現実を受けれつつ理想への方向を見失わず、日々努力しているタイプです。
●現実をしっかり把握しましょう。
現実に埋没せず、現実から逃避せず、等身大の自分を正直に受け入れるところから始めましょう。理想とのギャップがあっても等身大の自分を愛し、楽しみましょう。そして日々の成長を目指しましょう。
●理想を見直してみましょう。
あなたの今の理想はあなたの本音から出たことですか?それとも他人から押し付けられたものですか?現実からかけ離れすぎていないですか?現実の延長線上にある理想ですか?理想を見直し、現実に見合ったものに修正するのも間違いではありません。
●理想に到達するために、自分にあったプロセスを作りましょう。
理想に向かって一足飛びに到達はできません。自分にあったプロセスを設定して毎日少しずつ着実に実践しましょう。その繰り返しが理想に到達する秘訣です。決して人と比較しないこと。比較するなら昨日の自分と比較しましょう。自分の人生の競争相手は自分自身です。昨日の自分と同等かほんの少し努力してみましょう。実践できたら感謝。今日実践できなくても明日実践できればOKとしましょう。大切なのはゴールを見続け、自分にあった前進をし続けることです。
「ウサギとカメ」の童話をご存じでしょう。どうしてカメが勝ったのでしょうか。ウサギはカメと自分を比較したので油断してしまいました。カメはウサギと自分を比較せず、ゴールだけを見て、自分のペースで前進し続けたので勝利しました。
■祈り■
神よ、あなたは私の内に理想や夢を与えてくださいました。それに向かって前進できるように力を与えてください。イエスの御名によって、アーメン。