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もうあなたの手の中にある

「幸せになるために必要なものは、もう私たちの手の中にあるのです」とは名言です。

とかく私たちは、今すでに自分が持っているものがつまらなく思い、無い物ねだりをして外に、外に目を向けます。時には、自分以外の誰かになろうともします。

勿論、自分に無いものを求め、手に入れるのは悪いことではないのですが、でも基本は、今すでに持っているものをしっかり確認し、その良さを感謝し、それを充分に活用することです。

もしすでに持っているものに感謝する心がないのなら、新しいものを手にしたとしても、直ぐにそれさえも“つまらないもの”だと思ってしまうでしょう。

スヌーピーが登場する漫画、原題は「ピーナッツ」と言って、アメリカの新聞の朝刊に連載されていまいた。作者のチャールズ・シュルツは非常に敬虔なクリスチャンでした。ですから、漫画ピーナッツの内容は哲学的宗教的なものが多く、何が言いたいのかよく分からない…というのが正直なとことです。

その中でも、分かりやすくて含蓄のあるスヌーピーのフレーズがあります。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ…それがどういう意味であれ」

これです。人生もカードゲームも、配られて自分のものになったもので、勝負するしかないのです。全くその通りですよね。手持ちのカードを放棄してししまったら、その時点でゲームオーバーです。

カードゲームと違うのは、愛と祝福の神が私たち一人ひとりに相応しいカードをお配り下さっているということです。しかもすごく沢山のカードが配られています。自分でも気づいていないカードもあるでしょうし、カードの能力が分からずに使いこなせないものもあるでしょうね。でもすべて神が私たちに配って下さっているカードです。

外に目移りして、手持ちのカードを無駄にすることのないようにしましょう。自分以外の人になろうとして、オリジナルカードを無駄にしないようにしましょう。神は私たちが幸せになるために必要なものは、もうすでに与えて下さっています。

神が私たちに与えておられるものは、能力や学力、技術だけでなく、性格や関心、人生経験、友人なども含みます。すでにあなたは多くのものを持っているでしょう。この前提に立って、人生に挑んでいきましょう。

***参照聖句***
それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。Ⅰペテロ4章10節

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