Step by Step 9月1日 ■□あなたを待っている未来がある□■
しかし、聖書に書いてあるとおり、/「目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、/人の心に思い浮びもしなかったことを、/神は、ご自分を愛する者たちのために備えられた」/のである。1コリント2章9節
今年もエッセイを毎日投稿しています。なかなか大変です。でも続けられているのは、「待っていてくれる人がいる」からです。恐らく自分のためだけに書いていたら、とっくに諦めていたでしょう。9月に入り後4ヶ月、なんとか一年間続けます。応援よろしくお願いします笑。もし良かったお友達に紹介していただければ嬉しく思います。
ユダヤ人心理学者ビクトール・フランクルはアウシュビッツ強制収容所の囚人となりました。彼自身、明日の命も分からない状態で、心理学者の目で生き地獄といえる収容所のユダヤ人達を見守り、励ましてきました。そんな彼の言葉には力があり、生きる希望を私たちに与えてくれます。
彼は、収容所で生きる希望を失った同胞に「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生があなたに絶望することは決してありません。あなたを待っている『何か』がある。あなたを待っている『誰か』がいる」と励ました。真剣にそのことを受け止めた人々は、過酷な収容所を生き抜いたのでした。
新型コロナウイルス等による様々な問題があっても“何かがあなたを待っていてくれる”“誰かがあなたを待っていてくれる”“人生があなたに期待している"。あなたを待っている何かに出会うために今を懸命に生きる。あなたを待っている誰かに会うために今しっかりと自分を成長させる。あなたに期待してくれている人生をがっかりさせないために、未来を信じて前進し続ける。この希望が生きる勇気を与え、もう一日頑張ろうという力を与えてくれるのです。
神は確かにいます。神はあなたを忘れることはありません。神は摂理の神です。
“摂理の神”とは、“神は私たちひとり一人のために計画を持っておられ、先々のことを前もって計画し準備してくださっている”という意味です。
神はあなたが出会うべき“何か”“誰か”を用意して下っています。ですから人生に期待を失わないようにしましょう。求める心を失わないようにしましょう。あなたを待っている未来があるのです。
■祈り■
神よ、あなたは私のために未来を準備して下さっています。私が否定的になって神が準備して下さっているものを受け損ねることのないようにして下さい。イエスの御名によって、アーメン。