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Step by Step 8月16日 ■□今あるものに集中する□■

主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。エレミヤ29章11節


 失ったものを嘆くのでなく、今あるものに感謝しましょう。

 ここ数年、以前になかったような大きな台風が幾つもやってきます。暴風で立派な木が無残にも折れてしまうことがあります。そんな木を公園で見かけたことがありました。数ヶ月後、その公園に行ったとき、その木の折れた部分から、きれいな薄緑の新芽が出ているのを発見し感動したことがあります。無残に折れてしまっても、そのことを嘆き続けるのでなく、新しい出発をしようとする植物のいのちの力強さを感じました。いのちがあるってそういうことではないでしょうか。

 私たちは失ったものに未練を持ち続けて、失ったものが実際よりも魅力的に感じてしまうことがあります。しかし、失ったものは失ってしまった以上、どんなに嘆いても、どんなに後悔しても戻ってきません。それを嘆いてばかりいると、残されているもの、今あるもの、これからの可能性が見えなくなってしまうでしょう。

ですから嘆くのではなく、いい意味で諦め、前を向きましょう。今あるものをしっかり数え上げ、それらを用いて、これからの可能性を切り開いていきましょう。

 そうです。あなたがコントロールできることに集中するのです。人間にはものすごい潜在的な能力があって、今あるもの(残されているもの)がどんなに小さくても見えても、そこに集中して取り組んでいると、そこからものすごい可能性が開かれてくるものです。

 失うものが多くても、命があるということは、未来を切り開くことが許されていることだと受け取りましょう。あなたの命を過去を嘆くために使うのではなく、未来を切り開くために使いましょう。


■祈り■
 神様、あなたによって創られた私には大きな可能性が秘められています。否定的な思い込みから私を自由にしてください。神様のゆえに自分を信じることが出来ますように。イエスの御名によって、アーメン。

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