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Step by Step 8月2日 ■□苦しみを通して成長する□■

 神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。2コリント1章4節


 苦しみに会うことは、ティーパックをお湯に入れるようなものです。ティーパックはお湯につけて初めてパックに入っている茶葉が何か分かります。同じように、人は苦しみを通って初めて、真実な自分に気付かされます。その真実な自分にどのように向き合い、対応するかが大事なのです。

 真実な自分を正直に認め、神と人に助けを求めながら、また苦しみと取っ組み合いながら自分を成長させていくことが重要です。苦しみを自分の成長の糧とし、成長することによって苦しみを乗り越えた経験は、成功体験となり、大きな自信となります。そして同じ苦しみを経験するであろう人々の力になることができます。

 苦しみの原因は大別して3つあるでしょう。
①自分が原因で起こった苦しみ
②自分以外の人によってもたらされた苦しみ
③誰の責任でもない不条理な苦しみ

 しかし原因はどうであれ、苦しみをどう解釈して受け止めるかが重要なポイントとなります。事実は一つ解釈は無数です。決してネガティブに解釈をしないことです。ポジティブに解釈しましょう。

●苦しまなかったら、真実な自分に出会えなかったでしょう。
●苦しまなかったら、人として成熟できなかったでしょう。
●苦しまなかったら、自分の可能性を引き出せなかったでしょう。
●苦しまなかったら、人の優しさに感謝することもなかったでしょう。
●苦しまなかったら、神の愛と助けを知ることはなかったでしょう。
●苦しまなかったら、人の痛みや苦しみを思いやれる心を持てなかったでしょう。
●苦しまなかったら、人のお役に立つ人間になれなかったでしょう。

 当然、自分から積極的に苦しみに飛び込んでいく必要はありません。積極的に飛び込まなくても、いずれ私たちは苦しみと向き合うことになります。決して自己憐憫に陥ることなく、他人や社会を逆恨みすることなく、苦しみを人生のジャンプ台として用いましょう。

■祈り■
 神よ、あなたは私達が成長することを願っておられます。そのために、神様は問題や苦しみを成長の登竜門として用いられます。どうぞ、私を成長させて下さい。イエスの御名によって、アーメン。

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