100マス計算の続きを書こうかなと思いつつ、それより気になることがあったので、今日はこのテーマ、「隣の席の人」。
というのも、最近このアニメにはまっているからなんです。タイトルは「となりの関くん」。
舞台は、ある学校の授業中のワンシーン。一番後ろの角の席の関くん(名前がそのまま)が、授業中にいろいろ1人で遊んでいるのを、その隣の横井さん(これも名前そのまま)が気になってついつい見てしまうという、1話7分くらいの短いアニメです。
調べてみると、累計発行部数350万部以上の大人気コメディ漫画が原作だそう。「授業サボり漫画」と言われることもあるそうで、なるほどね、ほんとそうだなぁと納得!
この関くん、居眠りとか絵を描くとか、そんなレベルをはるかに超えて、すごいしかけのドミノを並べちゃったり、将棋はじめちゃったり、消しゴムハンコ掘ったり、登山したり…とにかくスケールが大きすぎてめっちゃおもしろい!
子供達が読んじゃったら勉強時間減るかもしれないけど、漫画ほしい、読みたいな~~~って、今、悩んでいるところです。買うかなぁ、買っちゃうなぁ、買うやろなぁ、たぶん。
授業中の1人遊びという贅沢
このアニメ(漫画)が好きなのは、関くんの授業中の1人遊びがおもしろいっていうのももちろんあるけど、私も授業中、よく「暇やなぁ」って思ってていたので、すごく共感できるから、というのもあります。
みなさんも、授業中、授業と関係ないことしてましたよね??
私の場合は、①ぼーっとして妄想する②パラパラ漫画をかく③手紙をかく④教科書に落書きする…ぐらいかな。テストの時も時間があまると、裏面にうすーく絵をかいて、終了2分前くらいに消しゴムで全部消す、というのをやってました。
何をしようか手持無沙汰の時間っていうのは、学生時代の特権でもあるのかなぁと今は思います。
社会人になると、あいた時間は本やスマホ、タブレットなど、なにかしら持っているものに目を向けてしまうし、それが許されていますよね。でも学生時代の授業中って、机の上に授業と関係ないものを出したらダメ!って決まりなので、退屈な授業だと、ほんとやることがありません。せいぜい、さっき書いたことぐらい。
そんな制約の中の手持ち無沙汰な時間っていうのは、実はその先の人生では、もう二度と訪れないものなのかも。特にいまは、パソコン、スマホで延々と時間がつぶせてしまうし、なにかしらしていないと時間を無駄に使っているようでいつも何かを触っていて、落ち着きがないなぁと自分でも思います。何もしないということがとても難しい。なんでだろう。
そういう意味では、この関くんは、制約のある中でも、ものすごく工夫を凝らして「おもしろいこと」「夢中になれること」を追究していてスゴイ!と思います。作者も相当授業中遊んだのでは?と思えるほど遊びのバリエーションが豊富。
「隣の席の人」は特別?
さて、もう1つ思ったこと。
「となりの関くん」関連でネットを検索してたら「となりの関くんじゅにあ」という漫画を発見!お母さんになった横井さんと小さな男の子の日常の話…なんですが、お父さんは‥関くんやん!
ほほぅ、横井さんと関くん、結ばれたのね(そのへんの経緯は書いてない)。なーんて思わずニヤニヤ。
学生時代の隣の席って、なんだか特別ですよね。気になる人の隣になったら、もちろんドキドキだけど、なんとも思ってなかった人も、意外な一面を発見して「なんかカッコいいやん」ってキュンとしたり、逆に「こんなとこあったんや…」ってガッカリしたり。
単純に隣の席だと接す機会も時間も多いので、それで気になっちゃうんでしょうね。調べて見ると、隣になった異性と付き合う確率って、そうじゃない異性より多かったりして?
思えば、私と夫も、実は同期で入社した研修で隣の席だったんだよなぁ。300人近くいる同期の中で、毎日のように話すようになれば、そりゃ特別親しくなるかもなぁと思います。でも、第一印象全然覚えてないんですよね。結婚相手レベルになると、初対面も印象的なのかなって高校生の頃は初々しく思っていたけど、いざ出会ってみると、「あれが?どうやったっけ?」って感じなんですね。
むしろ、小6で全然好きじゃなかった隣の男子が牛乳でうがいしたことが衝撃で、それをやたらと何十年たっても覚えています。早く記憶から消したいけど、死ぬまで無理やろな…。