ブリティッシュスクールのSATs test
Year6もterm3に入り、いよいよPrimaryの最終学年ということで一気に仕上げに入っています。
SATsテストとは
イギリスのナショナルカリキュラムでは、Key Stageと呼ばれる2-4年間で区切られた期間で学習する科目や範囲が決められています。
Key Stage1(Year1-2)の終了学年のYear2と、Key Stage2(Year3-6)の終了学年Year6の5月にSATs(サッツ)という全国統一テストが行われます。2020年と2021年はコロナ禍のため中止だったのですが、今年は復活しました。
ちなみにアメリカの大学進学のために受けるSATとは全くの別物です:)
ドバイのインターナショナルスクールに通う娘ですが、ブリティッシュカリキュラムの学校なので、このSatsテストを受験します。
受験科目は
Year6では、English/Mathsの2科目。
●English
Paper1: grammar, punctuation and spellingのquestions
Paper2: spelling(耳で聞いて書き取り)
Paper3: reading
●Maths
Paper 1: arithmetic
Paper 2: reasoning
Paper 3: reasoning (reasoningが2つある!?)
過去問を見るとLevel6というハイレベルバージョンやScienceが実施されていた年もあります。
学校でのSATsテスト対策
特にYear6はPrimary Schoolの最終学年ということもあり重要視されているテストで、Term3では多くの時間がSATsテスト対策に割かれていました。宿題もSats preparation。
本来は学力達成度を見るためのテストですが、学校の学力評価基準に使われることがあり、教師や生徒に余計なストレスがかかると本国ではボイコットもあるそうです。
家庭でのSATsテスト対策
問題集は学校おすすめのCGP booksのもの。ドバイモールの紀伊國屋にもおいてあるけれど、amazon.aeで買っています。
▶︎CGP books
娘はYear6からスタートでしたので、学力の底上げの機会として(とにかく英語!)1年間コツコツと問題集やったり、最後は過去問に取り組みました。算数は普通に日本の算数ができれば大丈夫なのだけれど、ローマ数字を読むのとイギリスの通貨ポンドの計算が初めましての範囲でした。
SATs過去問
過去問はこちらのサイトのものを利用しました。本番と同じ形式で答えもあります!
▶︎KS2 Year 6 SATs Papers - Satspapers.org.uk
テスト終了後は
SATs終わったー!とホッとしたのも束の間、次の週はKHDAで決められた学年末のアセスメントでした🤣 両方無事に終えて、クラスでおやつ食べながら映画を観る打ち上げイベントもしたそうで、仲良しなお友達とワイワイ楽しんだようです♩
このテストが終わってしまえば、一気に学年末の雰囲気に笑
ちなみに学年末のこの時期は、Year11の生徒は1ヶ月以上に渡るIGCSEの試験に挑んでいたり、Year13の生徒は大学受験に向け、てIBDPの試験をしているそう。我が家はそんな上の学年まではドバイにはいられないけれど、ゆったりしてるように思える海外の学校も、中高生の学年になると一気に大変さが増すように感じます。
Year6もあと1ヶ月弱。9月からセカンダリーだなんて、子供の成長は驚くほど早い!
追記:成績どこいった?
成績がなんと出なかった!親にフィードバックがないままYear 6が終わりました🤣えーーー!!あんだけ煽っておいて、くれないの?算数はチラッと点数見せてくれたけど、学年末のアセスメントの方しかくれなかった!びっくりよ。
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