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今月号のMOEが最高すぎたので勝手にMOEチャレンジすることにしました
楽しみにしている雑誌のひとつに『MOE』(白泉社)がある。
MOEは「絵本のある暮らし」をテーマに毎月発行されていて、子ども向けの絵本や児童書、キャラクターなんかを毎回取り上げている雑誌だ。
児童書がすきだ…!ときちんと自覚し始めた5年くらい前から毎月、発売されるたびに楽しく読んでいたのだけど、今月号が特にとんでもなくわたし好みだったのでおはなしさせてください。
テーマのターゲットがダイレクトにわたし
児童書好きなわたしで、いまでこそ『魔女の宅急便』と岡田淳先生の作品を愛しているわたしですが、元の始まりというか、今でも最も敬愛しているのはダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生。
ジョーンズ先生は『ハウルと動く城』の原作者なのでジブリ経由でご存知の方も多いと思うのですが、まあ他にも面白すぎる作品がてんこもりなので、これについては徐々にお話してゆきたいな〜と思っています。
ジョーンズ作品に限らず子ども向けのファンタジーとミステリーがとにかくだいすきだったので、子どものころは読み漁り、楽しんでいた記憶。
ただ、当然記憶に衰えもあるし、読んでないものももちろん、当時は趣味じゃなかったものもたくさんありました。今更になってまた読みたいなと思っても何が良いのかわからず、最近は「児童向け 名作」とかでググりつつ図書館に通うのがもっぱらの習慣。
そんななかで今月号の特集タイトルが「大人のための海外児童文学」だなんて知ったときには、わたしのための特集では…!と発売日を心待ちにしていました。
なんて幸せすぎる雑誌なの…。個人的に物語に出てきた料理や小物がピックアップされてるのが幸せすぎる。部屋の再現とかめちゃ熱くないですか?おすすめ77冊に「おちゃめなふたごシリーズ」が入ってたんだけど、話し始めたら発狂しそうなくらい興奮すると思う。羽海野先生の表紙もかわいすぎるよ、最強 pic.twitter.com/vlQl2jx1ps
— 佐倉 ひとみ📚 (@timmit46) June 4, 2019
羽海野チカ先生の『赤毛のアン』がとんでもなくかわいい
集英社みらい文庫で『赤毛のアン』の担当をしたことがきっかけで、今回の表紙に使われた羽海野先生のアン。
羽海野先生が当時表紙を描かれていたなんて知らなかったので、今月号を見た瞬間、ちょう!興奮しました。
『3月のライオン』からという遅ればせながらのファンですが、絵の繊細さとロマンティックさには毎回ため息が出ちゃうくらいで、惚れ惚れしてしまいます。
まさにアンにぴったり。むちゃくちゃにかわいい。がっつりインタビューも載っていて、羽海野先生の愛読児童書も知ることができるのではっぴーです。
あの頃のときめきを思い出すラインナップ
「大人のための海外児童文学」がテーマなだけあって、子どもだったあのときに何にときめいていたのかがわかる内容になっています。
・物語の中の素敵な料理(かわいすぎるレシピ)
・物語のお部屋で暮らしてみたい!(かわいすぎるインテリア)
・憧れの食べもの&おしゃれアイテム図鑑(かわいすぎる洋服と小物たち)
羽海野チカさんの「赤毛のアン」が表紙のMOE7月号巻頭特集は「大人のための海外児童文学」。子どもの頃に、海外の物語に登場したお部屋に住んでみたい!と憧れた方も多いのでは。こちらは、アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』の「ごたごた荘」を再現!https://t.co/SjguEwI9eV pic.twitter.com/sUkpaYuHjI
— 月刊MOE (@MOE_web) June 8, 2019
ああ、そうだこういうものがすきだったんだ!って思い出してきゅんきゅんさせたあとに映像化した物語の紹介があって(昔の映画観たすぎる)
・お気に入りの物語を訪ねる旅へ
名作の舞台が簡単な地図と写真付きで紹介されてます。
前にヨーロッパを旅したことや、舞台めぐりがむちゃくちゃにすきなこともあり、「わかってる……!!!!」ってはちゃめちゃに興奮しました。行ったことある場所は興奮が蘇るし、行ったことないあれやこれやは当然行きたいし、気になる。大人になった今なら、頑張れば行けちゃう…。
おすすめリストがちょう秀逸
特集のなかには「MOEがおすすめする海外児童文学77冊」のページもあり、『ハリーポッター』など最近の作品はもちろん『赤毛のアン』や『エルマーの冒険』『はてしない物語』など、あらゆるジャンルの作品が網羅されています。
そのなかには小さい頃にはだいすきでのめり込むように読んでいた『おちゃめなふたご』や『マチルダは小さな大天才』があったりと、知っている作品を探して紹介文を読むだけで子どもの頃に戻ったような興奮がありました。
ただ、ぱーーっと見たところ、わたしが読んだことあるのは正直3、4割程度だったのです。これがけっこうショックで。もっと児童文学を読みたいし知りたい!って思ってるのに全然読書量が伴ってなかった…。
海外児童文学をちゃんと読みたい
だいすきと言いつつ、実情が伴ってないことを知ったのとMOEを読み込むほどに「やっぱりわたし海外児童文学がすきだなあ」と思えたので、このおすすめに入っている77作品を読破するぞチャレンジを(ひとりで)開催することにしました。
もう読んだことあるやつも、ないやつも読み直します〜!!わーい!
とはいえ、雑誌のコンテンツを明かすのは良くないので、リスト公開はしません。読書日記のなかに海外児童文学がしれっと入っていたら「チャレンジ中のやつだ!」って思ってくれたら嬉しいです。
昨日出した『トムは真夜中の庭で』はそのうちのひとつです。(タグづけしてます)
とはいえ大人向け?の小説も変わらず読むし、読書日記であげるもの全部をMOEチャレンジにするわけではないのと、すでに読み終わった本とnoteの更新スピードが全く連動していないので、終わりがいつになるかはわからないけど、遅くても今年中には全部noteにあげられるといいなあ。
終わったらまた報告します…!
そして、今月号のMOEはほんとうにおすすめなので次号発売(7/3)までによかったら手にとってみてくださ〜い!
これは買いじゃん。 https://t.co/UAo4IdFiPi
— 佐倉 ひとみ📚 (@timmit46) May 26, 2019
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