カメラとお散歩してみた日

少し前にえいやっと勇気を出してカメラを買った。

もう少し、お仕事の幅が広げたいなと思ったのと、自分が見ているものを言葉以外でも表すことができたら素敵かもしれないと思ったから。

今年に入ってカメラを持っている人にたくさん出会うようになった。それをお仕事にしている人もそうでない人も、たくさん。

その人たちが撮る写真は同じものを撮っているはずなのに、どれも全然違っていて、すごく面白くてすごく素敵で。

それに、みんな自分のカメラをとても大事にしていて、愛おしそうに持っていてなんだかちょっぴり羨ましかったのだ。

わたしも愛でるものが欲しい、と思った。

それからちょっとした縁があって今住んでいる、「横浜」という街が被写体としてすごく魅力的なんじゃないかなって思ったのもある。

古いものも、新しいものも、可愛いものも、かっこいいものも、たくさんあってちょっとしたお散歩でも楽しい。

この間は歩いて元町のほうまで行ってみた。

今度はどこに行こうかな、とあれこれ考えるのも楽しい。

熱しやすく冷めやすいから、いつまでカメラを持つことに対してきゅんきゅんできるかわからないことだけが不安だけど。

でも明るくてふんわりした写真や、黒くてぴっしりした写真も撮ってみたいし、レタッチとかももっとできるようになりたいから、しばらくは歩くときの相棒にしてみようと思う。