さようならとこんにちは。
眠ることが苦手である。
なんだか苦手なものばかり書いているような気がするので、好きなものについてもどんどん書いていきたい気持ちなんだけれど、ほんとうは。夜に書いているからか少しネガティヴなことのほうが頭に浮かびやすいのかもしれない。よくない。
そう。眠ることが。苦手というより下手なのだ。
いつからかはわからないけれど、ああ今日全然眠れないなあという日と、気がつくと夕方になるまでうとうととしてしまう日と。
たくさん寝ちゃうから眠れないんじゃないの、と思うけれど言われるけれど。このサイクルが順ぐりに来るわけじゃないのが困ったもので。
不規則な生活だからかと思いきや、カレンダー通りに朝から夕方まで働いているときもそうだった。
生活のバランスを取るのが異様に下手くそなのである。もう生まれてきて28回季節が巡ることを経験したはずなのに、と思うと少し笑ってしまう。
秋が来るのをずっとずっと待っていたはずなあ。季節の変わり目はとことん弱ってしまう。
暑いのも寒いのも苦手だし、季節の変わり目は体調を崩すし、毎月のものは重いので、生きることに向いてない、と半分ネタのようにして話してしまうくらいで。
だけど、季節が移ろいでいく様子を見ているのはだいすきなんだ。日本はだんだん四季の変わり目が曖昧になってきているというけれど、それがすごくすごく残念に思うくらいきちんと愛している。
桜も木陰も金木犀も霜柱も毎年会えずに終わったら切なくて泣いちゃうくらいすきなのだ。とてもわがままに日本を愛しているんだ。
秋になったら何をしよう。せっかくカメラを買ったからたくさんお散歩がしたいんだ。途中でカフェに寄って本を読んだり、仕事もしたい。
もう、秋だね。あんなに暑い暑いと嘆いていた夏ともさよならだ。来年はどうかもっと仲良くなれますように。