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大白桃子が一生ずっと好き?

僕がアイドルオタクになった理由

大白桃子に伝えておきたいことはたくさんあります。中でもやっぱり「好き」だということは伝えておきたいし、伝えていきたいのですが、おそらく彼女が思っているその何倍も好きなので、この「好き」が正しく伝わることはないと思います。なのでせめてその誤差が小さくなるまで、これからも「好き」だと伝えていきたいと思います。

それではひとつだけ、ここで伝えておきたいことがあるとすれば、僕は大白桃子を推すためにアイドルオタクになった。ということです。

僕が彼女に初めて会ったのは2022年2月19日の北海道でした。静岡のアイドルに初めて会うのが東京から遠征した北海道だったというのは、今振り返っても印象深い出来事だなと思います。

会いに行く前に、MVを含めた楽曲全てとfishbowlのテレビ静岡の冠番組(通称アイカンFBD)を網羅し、買ってもいないオンラインサイン会をYouTubeで観るなど、念入りに予習をしていた僕は正直、誰を推せばいいかわからなくなりました。ですが何となくこの子かな?と大白桃子のオンラインサイン会に参加し、後に家に届いたチェキを持って北海道へ向かいました。

初めて観たfishbowlのライブは最前上手。雪景衣装で出てきたメンバー達は雪の妖精かと思いました。今でも1番好きな『踊子』を生で観れたこと、北海道で『雪景』が観れたことがすごく嬉しくて、どちらも号泣していたのを覚えています。

特典会では大白桃子を中心に他のメンバーも行ったのですが、やっぱり推しメンにするならこの子かなと思い、僕はfishbowlだと大白桃子推しということになりました。最初はそんな感じでした。

そんな状態が変わったきっかけは推してから4ヶ月後の大白桃子生誕祭でした。こういうのは大体初めて会った時と相場が決まっているものですが、油断していました。2022年6月26日の浜松窓枠。ピンクのドレスで現れた彼女に、僕のアイドルオタク人生は塗り替えられていくことになります。可愛すぎて涙が出ることってあるんだな…。その時直感で思いました、僕はこの子かもしれないと。僕は大白桃子のオタクになりました。

ずっと探していました。誰のオタクなのか自分からも他人からもすぐに出てくるほど好きになれる存在を。ブレブレだった軸を固めてくれる圧倒的な存在を。僕はようやく見つけることができました。

アイドルオタクを始めようと思ってアイドルオタクになる人は少ないと思います。テレビを観て、MVを観て、ライブを観て、もしくは曲を聴いて、など入口はたくさんあると思いますが、きっかけは何となく良かったからだと思います。僕もそんな風に始めたアイドルオタクでしたが、あの時アイドルオタクになったのはきっと大白桃子に出会うためだったと思っています。「大白桃子推しになること」それは15年目を迎えた僕のアイドルオタク人生の答えです。

そんな彼女との想い出を振り返ると、やっぱりサキドルエースが1番の想い出です。アイドルになる前、やりたいことも出来ることも夢も無いと言っていた彼女が、心からやりたいと思った「グラビア」で彼女の夢だった「雑誌の表紙」を叶えるために、彼女と同じ方向を向いて戦えたことは、本当に嬉しかったし楽しかったです。

僕はこれまでの人生で「勝ち」に対してこだわりがなかったのですが、サキドルエースの期間中は彼女を勝たせたいという気持ちよりも、どうしても自分が勝ちたくてしょうがないという気持ちになりました。勝負事になった時、自分には勝ちへのこだわりとか無いんだな…と失望したこともあったので、自分にもそんな気持ちがあったんだなと自信をもらえました。

「答え」が見つかった僕には、気に入った言葉がありました。それは「一生ずっと好き」という言葉です。元は彼女の昔のオタクが言った言葉らしく、僕は知らないのですが、なぜか気に入りました。

推し変を繰り返してきた自分からすると、「ずっと好きでいる」のは本当に難しいと思います。それが一生ずっとなので、たとえば彼女がアイドルを卒業して、芸能界も引退して、目の前に現れない存在になって、関わりが無くなってしまった時、僕は正直今のままの好きな気持ちを維持するのは難しいと思います。

ずっと一緒にいれたらいいんですが、それは彼女が強く望まない限りは不可能だと思うので、あまり考えません。もしかしたら人はずっと好きでいたいから結婚するのかな?とこれを書きながら思いました。

僕は「一生ずっと好き」という言葉を「大白桃子の一生がずっと好き」だと解釈を変えてみることにしました。すると自分の気持ちに近い気がするのです。
彼女が前にツイートしていた「大人になったら昔アイドルやってたんだよって早く言いたい」というツイートを見て、絶対にそれは実現させて欲しいと思いますし、そう言ってる未来を想像すると幸せな気持ちになります。

やっぱり彼女には幸せになって欲しいと思います。彼女が「この人だ」と思う人がいたら、その人がどんな人でも彼女が選べる存在になって欲しいのです。そんな未来のために今応援しているのかもしれません。今やっていることが少しでも彼女の幸せな未来につながったらいいなと思っています。

僕も将来、人生を振り返った時「大白桃子との出会いは人生の中でとても大事な出来事だったな」って言いたいと思います。

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