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視点提供録 vol.816:今考えていることを改めて書いてみた
プロフィールに「中小企業診断士試験が終わるまで執筆はお休みします」と書いてあるように、久しぶりの執筆です。なぜ書いているかというと、8月は誕生月だから。そこで、今考えていることを改めて書いてみようと思います。「今」考えていることなので、追々考え方が変わるかもしれません。
■長期目標・・・森羅万象当然の幸せを永続的に享受し、すべての人がおもいの実現に挑戦できる世界を導く
■短期目標・・・完全な(≠完璧な)街をつくる
■手段・・・首長 or 会計・経理
目標と手段を書いたところで、ここからは背景を述べていきます。最初に「人生の目的」のようなことを考えたのは小学校4年生のときでした。そのときは「将来働くだろうから、その時間をいい時間にしたい」と思っていました。ただ、小学校4年生・10歳では、当然、働くイメージはありません。浮かんでは消え、浮かんでは消え、の程度でした。こんなことを思っていましたが、生活していて話題に上がることもなく、年齢を重ねていきました。幸いにも社会人になる前に「この仕事をしてみたい」と思えることに出遭いました。
ただ、仕事に就いてみると、仕事以外のことも考えるようになりました。大きく括ると「幸せな時間が増えればいいのかな」と思ったり、「自分1人だけ幸せなのは違うな」と思ったりしました。いろいろ考えたり勉強していくうちに、「この世の中には人間には観察できないであろう方程式が存在する」と閃いたり(数年後、科学的に近い方程式があることを知ることになります)、「全人類が幸せになるにはどうしたらいいのか」と考えたりしました。帝王學の學びを受け、人間以外の自然、はたまた宇宙も考えるように。3次元の対象が人間から拡がっていきました。そして、時間概念も取入れるようになり、対象次元が4次元に上昇。
ここまでたどり着いたことにより、これ以上対象範囲は拡げる必要はないと思うようになります。しかしながら、これだけの対象範囲の「理想の世界」を描くことができませんでした。そりゃそうです。私自身にとっても未知の世界であるうえ、時間という未来を考えなければならないのですから。現状と未来を描き、逆算で道をつくり進んでいく心算でしたが、このままでは未来を描くだけで相当の時間を費やしそうです。もしかしたら、生きている間に描くことができないかもしれません。
このようなことを考えていて、ふとあることを思いました。「幸せの形を決めつけてはいけないのでは」と。つまり、ゴールが1つの世界はある意味エゴの世界ではないのでしょうか。人それぞれ幸せの形は違います。ましてや、動植物や地球・宇宙の幸せも異なるでしょう。だとするならば、「幸せ」という「結果平等」ではなく「幸せに向かうプロセス」という「機会均等」を目指すのがいいのではないか、と。そして、その間にうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるでしょう。だからこそ、どのような状態であっても「生きられる」「人為的に制限されない」 - このようなことができるのが大切なのではないでしょうか。
ただ、ここまで考えてきたとしても、まだ対象範囲が非常に広い。そこで、細分化してモデルケースをつくり、他のところに応用すればいいのではないか、と思いました。それが、「完全なる街」という考えでした。平たく言えば「街づくり」になるでしょう。要素は部分的でも完全なる街というモデルケースをつくり、展開していくときに他の要素も足していけばいいのではないか、そう思いました。たとえば、国防や外交は小さな街では考える必要のないこと。まずは、シンプルな形で考えてみようと思いました。
では、街づくりをするには、どうすればいいのか。まず、完全なというところを意識すると、民間は難しいと思いました。民間は営利企業のため利益を考える必要があります。「どのような状態でも」という想定範囲が無限大の状況では、民間ではなく公的機関がいいのではないでしょうか。また、政治の世界では必ずしもトップの方針がまかり通るわけではありませんが、やはり街づくりという観点では、トップに立つのがポイントではないでしょうか。そうすると、「小さな対象範囲」×「トップ」×「公的」と考えていくと、自ずと答えは「首長」、つまり「都道府県知事・市町村長」というところが着地点になると思います。
一方、私の今までの職歴は経理を中心とするT字型のキャリアです。また、現在、中小企業診断士の資格取得に向けて勉強しております。地域の中小企業に向き合う草の根活動のような様相として、ボトムアップからつくり上げていく、この考え方もあると思います。この2軸から進めていくのがいいのではないか、と思います。
最後に、ゴールイメージを描く取っ掛かりとして、2つの街を挙げておきます。1つがオランダのアムステルダム。資料の読み込みがまだできておりませんが、簡単に言うとSDGsのような持続可能な仕組みを「都市レベルで」行おうとしているようです。この「都市レベルで」というのが重要なポイント。単位が小さいため、他の都市に展開しやすいのではと予想しております。もう1つが、ドイツのベルリン・ミュンヘン・シュトゥットガルトなどの街。これらの街は第1次産業~第3次産業まで自都市で完結できるようです。6次化を1つの街で完結できることは、生活に強い都市ではないかと予想しております。まずは、このような街を参考に完全なる街づくりを考えてみたいと思います。
とはいえ、まだ何も成し遂げられておらず(そもそも、中小企業診断士の勉強をしないといけない)、「完全なる街」をつくることができたとしてもほんの小さな一歩。将来は長い長い道になるとは思いますが、「首長」「会計・経理」の2つの視点から、一歩一歩進んでいこうと思います。