視点提供録 vol.827:「思い通りに進まないのは当たり前。思い通りに進んだらはラッキー」ぐらいがちょうどいいのではないだろうか
「世の中思い通りにいったらなぁ・・・」と、誰しもがきっと一度は思うことでしょう。思い通りにいくと楽であり、嬉しくもあり、有難いものですね。しかしながら、そうは問屋が卸しません。現実はなかなかうまくいかないものですね。
なぜ思い通りに物事を進めることができないのでしょうか。いろいろな理由があると思います。中でも最大の理由はこれ - ルールを知らないから - 言い換えると「法則を知らないから」ではないでしょうか。
この世の中には、いろいろな「ルール」「法則」があります。わかりやすいところでは「交通ルール」などでしょうか。これらの中で抽象度を一番上げると「世の中のルール」になると思います。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この「世の中のルール」は数式で記述されています。物理学の領域の「宇宙のすべてを支配する数式」という数式です(興味がある方は検索されてみてください)。ただ、私が知る限りではこの数式は完璧ではありません。つまり、法則は完全には解明されていないのです。
だとするならば、うまくいくとは限らないことは、意外と当たり前のことなのかもしれません。「わかっていること:わかっていないこと = 1:9」ぐらいで、わかっていないことがほとんどなのかもしれません。もしかしたら「思い通りに進まないのは当たり前。思い通りに進んだらはラッキー」ぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。