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視点提供録 vol.823:LECさんの中小企業診断士第2次試験ABCD判定サービス[有料版]を申込んでみた
去る2020年10月25日、中小企業診断士第2次試験(筆記試験)を受けてきました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この試験は択一式ではなく論述式の試験です。しかも、模範解答の公表もありません。このため、試験後の解答速報もなく、自分自身の合否が結果発表の当日までわかりません。
そこで、各予備校が受験者の解答を集め、合否判定(得点ランク判定)を行っています。その中で、LECさんは無料版と有料版の判定サービスを提供しています。今回は、有料版に申込んでみましたので、個人的に感じることをお伝えしてまいります。尚、あくまでも個人の所感ですので、参考程度にお読みいただけると幸いです。
まず、無料版にしろ、有料版にしろ、今回ABCDサービスを申込んだ理由は2つあります。1つは、暫定とは言え速報値として把握しておきたいため。もう1つは、実際の得点と比較することで、来年以降のためにLECさんの精度を見てみたいため。模範解答が公表されていないため、自己採点を行うことができません。そこで、必然的に予備校のサービスを頼ることになります。
次に、無料版と有料版の違いをお伝えいたします。
■無料版
・評価・総評のフィードバック
・ABCD判定及び総評
■有料版
・評価・総評のフィードバック
・ABCD判定及び総評
・設問ごとにコメント
・答案全体を通じての採点、A - D評価判定を基に、口述試験来年受験へ向けた今後の学習の方向性についてアドバイス
つまり、有料版は、「設問ごとのコメント」「今後のアドバイス」を頂けます。この差が2,200円(消費税込み)ということになります。2,000円程度で設問ごとのコメントや今後のアドバイスを頂けるならば、お得ではないかと思い申込んでみました。
では、この有料版は申込むに値するものなのか。結論から言えば、仮にもう1回受験することがあったとすると、申込まなくてもいいのかもしれない、と感じました。理由は、コメントもアドバイスも1文か2文程度の短いもので、期待値を下回っていたから。個人的には、もう少し具体的に突っ込んだコメントやアドバイスがもらえると嬉しかったな、と感じております。
もちろん、この1・2文のコメントやアドバイスを有難く受取る方もいらっしゃると思います。あくまでも個人の所感ですが、来年受験される方々の参考になれば幸甚です。