視点提供録 vol.739:AIが生み出せないものってなんだろう
近年、AIが著しく発達してきていると思います。
たとえば、将棋や囲碁でAIがトップ棋士を破ったりしています。
2045年に
「シンギュラリティ」
という人工知能の知性が人類の知性を超えるときがやってくるとも言われております。
ここで、ちょっと考えてみたいことがあります。
それは、
「AIは万能なのか」
ということ。
いろいろな答えがあると思いますが、個人的には万能ではないと思います。
なぜなら、
「感動を生み出せない」
と思うから。
個人的な感動場面と言えば、
「ウサイン・ボルト選手の圧巻の走り」
「2004年のアテネオリンピックの男子体操で生まれた名言」
「ソチオリンピックでの浅田真央選手のフィギュアスケートフリー」
などがあります。
ただ、これらがプログラムの発達により、意図的に作り出せるものとするならば、きっと感動はしなかったのだと思います。
「できる保証はないけれども、すばらしいものができた」
ときに感動が生まれると思うのです。
ただ、AIは予め感動レベルの内容がプログラムされています。
このため、できるのが当たり前。
感動はしないのではないでしょうか。
こう考えてみると、まだまだAIにも生み出せないものがあるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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