視点提供録 vol.817:不要不急が形成されるヒントは過去にあるのかもしれない
SNSに投稿するには少し違う内容に思えたので久しぶりにnoteに投稿。
「哲学対話」という対話手法を実践するイベントに参加してきました。参加者がテーマを持寄り、今回は「不要不急とは?」というテーマで対話。「不要不急」は官公庁発信ですが、具体的な例示は十分にされているとは言い難く、最終的な判断は個人に委ねられていると思います。ここに難しさがあると思います。
対話を進めていてふと思いついたのが「欲しがりません勝つまでは」のスローガン。現在と同じように緊急下の官公庁発信ですが、私が知る限りでは具体的に「何を」欲しがらないかは決まっていません。今回の「不要不急」同様、個人に委ねられていると思います。
ということは、「何を」欲しがらずがどのように決まるかを研究すると、「不要不急」にも適用できるのかもしれません。今回のように官公庁が発信し、在民の意思決定がどのように形成されていくか、何かしら明確なプロセスがわかるかもしれませんね。