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アイデアを出し尽くす!デザインのパターン出しについて

こんにちは、Timersデザイナーのみふねです。

今回は、デザインのパターン出しについて書きます。

パターン出しとは

Timersでは、数パターンのデザインを作ってシェアし、フィードバックをもらう文化があります。

Fammで人気の商品、プレベビーアルバムのデザインを模索しているときや、

UIのリニューアルのときも

アートボードを横に並べて比較しています。


デザインを作るときにたくさんアイデアを出し切って、いろんな人からフィードバックをもらったらまた新しく作ってゆくという風に制作しています。

フィードバックをもらった際も上書きすることなく、アートボードをコピーして新バージョンを作っていきます。


なぜパターン出しが必要なのか

1. 最善のデザインを正しく選ぶため

デザインをする中で、『実は最初に作ったものが一番よかった』『なしかなと思ってたけど以外にかっこいい』なんてことはよくあること。アイデアを出し切って、現行のものや最初に作ったものから最後に作ったものまで比較することで、本当にいいと思えるデザインを選択することができます。


2. デザイナー以外と思考を共有するため

プロダクトはデザイナーのほか、bizチームやエンジニアチームとのコミュニケーションによって形作られています。持ちうる全てのアイデアを一旦デザインに起こし、みんなが同じイメージを共有することで、いろんな視点を入れてブラッシュアップしやすくなります。

Timersでは、アウトプットをSlackで共有する際に比較したい全てのアートボードが収まるようにスクリーンショットし、みんなが1画面で比較できるようにしています。


3. 選ばせることでボツになりにくくなる

フリーランスとして活動する中で、2つ以上のパターンを提示することでクライアントとのやりとりがスムーズになったことがたくさんありました。

1つのアイデアだとダメ出ししたくなるけど、2つ以上だと選ぶ脳になりやすいようです。

また、デザイナー側としても、希望通りのデザインを初回で出すことは難しいことです。そのため、パターンを出して選んでもらい、ブラアッシュアップしていくほうが効率的と言えます。


+α思考をメモすると整理しやすい

デザインのパターンをたくさん作っていると、今何を比較検証したいのか、模索したいのかがわからなくなってきます。最初のターゲット設定やデザインの前提要素をアートボード外にメモしておくことで、目的から外れにくくなりました。


まとめ

いかがでしたでしょうか。ぜひパターンをたくさん出して、納得感あるデザインを作っていきましょう。


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