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YouTuberがキッズの憧れの時代に、地下アイドルオタクとか言うな。いや…どちらかというとキッズ憧られオタクだろ、我々は。

先日、地下アイドルと地上アイドルの違いが~という投稿がタイムラインに流れてきた。

概要はXに投稿した通りだが、いい機会なので書いておく。
そもそも、地下アイドルという言葉は好きではないし、使った事はない。

地下アイドルという言葉の語源はおそらく、TVに出るアイドル=地上波。
TVに出ないアイドルだから、地下。=地下アイドルという所から来ていると思うのだが、自分は10年以上TVを観ていない。


地上アイドル=平日定時勤務者向けコンテンツ

以下書いていくが、メディアに出る地上アイドルというのは、平日勤務で土日に休む。定時で勤務。終身雇用の正社員。の雇用体系にマッチしたアイドルだと考えている。

コロナ以降、リモート含め働き方の多様性が増した印象だし、将来就きたい職業のランキングでも2005年あたりとは一変している。2005年くらいだと、勤務時間が決まった仕事が多かったが、近年だと時間の融通が利く仕事が憧れられるようになった。

2005
2024小学6年生の「将来就きたい職業」クラレ

なので、キッズがうっすらと憧れているように、平日土日関係なく、働くときは働くし、遊ぶ時は遊びます。という人々が増えているのだと思う。

大体、timeさんが観てるのを地下とか失礼すぎるやろ

X

というのも全くその通り。なぜ、どちらかといえばキッズから憧れられるtimeさんが行っている側が、地下アイドルと呼ばれるのか?

いわゆる地上アイドルなど、TV観ない人からしたら関係ないし、平日の昼にライブしてくれないし、ライブ回数少ないから物足りない。

舐めすぎである。

どちらかというとキッズ憧られオタクだ。我々は。
平日はTVをチェックして、週末にだけ大きなライブ会場に足を運ぶような生活に憧れてはいない。
平日昼からライブに行けるのだから。金持ちの自由人に違いない。我々は。

地下アイドル=旧メディアによるレッテル貼り


なぜ地下アイドルと呼ばれているかというと、旧メディアによるレッテル貼りだと思う。

民放の報道系のドキュメンタリーでは地下アイドルのオタクとして、貧乏生活をして、古小屋のようなライブハウスに通う小汚いファンが取り上げられる事が多い。
それを見てスタジオのコメンテーターは、同情的な目線を向け、寄り添ったコメントとともに上から感を出す。

ここまでが一連の流れで、地下アイドル=底辺ですよ。TVに出れない人ですよ~。という感じを出してくる。

TVに出るアイドル=地上アイドル、TVに出ないアイドル=地下アイドルというレッテル貼りをメディアはしているのだろう。

こうする事でTVの価値を保っている。
TVが知らない所で勝手に盛り上がられると困るのだろう。
旧メディア側は、エンターテイメントを掌握しておきたいのだと思う。
あんな、おもんない奴らであるにも関わらずだ。

坂道系とヒロインズ

例えば、坂道系は巨大な会場でライブを行い、普段はTVに出ている。ライブ頻度は少ない。
ヒロインズの場合は、多い所だと月24日~ほどライブを行う。

ライブ回数という観点で見ると、坂道系は大学野球あるいは高校野球の試合日程に近く、ヒロインズはプロ野球の試合日程に近い。
一方で、坂道系はTVによく出るので全国に名前と顔が売れていて、全国各地で大きいライブを開催できる。

アイドルはアイドルだけど、けっこう違う。

オタクが語る、地上アイドル、地下アイドル


地下アイドルと地上アイドルの言葉から派生し、大きい規模の会場を埋めるか否か、などの観点でそれらの区分が語られる事もある。
客数何万集まったとか。チケットいくらしたとか。
毎日行くキッズ憧られオタクからしたら、そんなんどうでもいい話ではあるが。
これも、旧メディア側でないオタクの中でも、レッテル貼りをしている。
こっちのアイドルは武道館で、こっちは規模が小さいとか。

これらの比較は幕末らへんの時代に、武士が商人を見下げ、平民が1番下だったのと似ている。
アイドルのくくりは同じでも、それぞれやっている活動は違うし、人気度が違えば対バンで見かけなくなったりいなくなるだけの話なので、比べても仕方ないのだが、違うグループのファンだとライブのスケジュールが違うので、レッテル貼りをして、満足するような発信は、オタクの間でも起こりやすいのだと思う。

こういった、議論が起こるたび、イメージ的に1番得をするのはTVに出ているアイドルだろう。
10年TV観てない自分からしたら、知らん奴には変わりないにも関わらずだ。

地下アイドルと地上アイドルの比較をする時点で…

地下アイドルと地上アイドルの比較をする時点で、旧メディアの罠にはまっている。
旧メディア側としては、いわゆるTVに出ないアイドルが台頭するにつれ、地下アイドルと地上アイドルを比較する事により、地上アイドルの凄さを見せ付けるような場面を演出する事がある。

例えば、地下アイドルで1番人気あるアイドルをTVに呼んで、TVの方が上なんだ~と錯覚させるような場面を作る。

ミーアイの後ろで、ふるーつじっぱーが踊っていたのがいい例だろう。

炎上やオタクで逮捕者が出た時だけメディアが取り上げてくれるのも、その辺が原因だろう。

timeがTV観てないのにオタクになった流れ

今、ヒロインズ関連のライブに行っているが、そもそもの行き初めは、
YouTubeで流れてきたハロプロYouTuberクニオさんが面白くて、
家で仕事しながら聞いていたのがきっかけだ。

クニオさんは声がいいし、深夜でも長時間配信をしていて、ちょうどいい。
ハロプロの音楽を聴くより、仕事に集中できる。
たまにめちゃくちゃ面白い配信あるし。くだらなさがいい。

2024/6/4 マーキーフェス

そこで、ハロプロを観に行ってみるか~となり、2回目でOCHA NORMA観に行こうか~と思い、マーキーフェスに行った所、のんふぃく!がいいな~と思い、そのままのんふぃく!に行っている。
この時点ではOCHA NORMA以外、誰も知らなかった。

マーキーフェス

OCHA NORMAのライブ回数

なぜその後、OCHA NORMAのライブに行かなかったかというと、1つはライブ日数の少なさにある。OCHA NORMAはライブが週末の地方中心で、バースデー以外は基本的にはライブがない。

OCHA NORMA LIVE TOUR 2025 〜ウチらの地元は日本じゃん!〜

これは2025のツアーのものだが、1日2回公演でライブ回数は長いもののライブ日数が少ない。
もともと旅行は好きではなく、土日は競馬も好きなので、この日程だとあまり嬉しくない。
単独なのでライブ時間は長いのだが、対バンが少ない。

ちなみにもう1つの理由は、空みて歌ってるようなメンバーもいて、TV向きなのかな~と思ったからだ。全員は観れてないがライブのがいいメンバーも5人~くらいはいた。さいとう、石栗、ろこちゃん、米村あたりだ。

のんふぃく!のライブ回数

一方で、のんふぃく!の2024年6月スケジュールを観てみると、兼任のギルギル、i-COLを抜きにしても18回ライブがある。さらに平日都内でのライブが多く、昼間からもライブがやっている。

2024年6月 のんふぃく!スケジュール

この、都合に合わせていつでもライブ行ける感がとても良かった。
時間が空いていれば連続でもいけるし。

ライブの日程が、素晴らしい。
また、バカバカしいのがいい。
のんふぃく!スケジュールがバカバカしい。
続けて行くと実感するが、なんでこんなスケジュールになっているんだろ?と思う事がある。

のんふぃく!地味に意味不明なスケジュール

例えば、2024年の10月。目につく連勤系ではないが地味に意味不明なスケジュールだった。22日はスケジュールには入っていないが、ギルギル、i-COLのイベントがあった。

のんふぃく!スケジュール表

19日(土)ギガソニ in 幕張メッセ 遠い

『GIGA・GIGA SONIC presented by ドラゴンエッグ ~ in 幕張メッセ vol.2 ~ 』

15:30くらいから、のんふぃく!
幕張メッセは遠いし、20時のFES☆TIVEまでいたので夜は遅くなる。
ちなみに前日18日(金)はのんふぃく!ぴあのちゃんが出演するというのもあり、夜に少しだけFES☆TIVE青葉ひなり卒業公演に顔を出している。仕事のため途中で帰宅。

20日(日)はるちゃん生誕 渋谷 2ライブ

はるちゃんのお誕生日会2024

12:00オープンの回と、18:00オープンの回がある。ライブ2回。
特典会は一般チケットなので結構並んだ。

21日(月)HEROINES FES -circuit- in NAGOYA 名古屋 3回し

名古屋なのに、13:20にZepher HAllでのんふぃく!がある。14:15にもサンシャインサカエでのんふぃく!。18:20にもReNY lemitedでのんふぃく!がある。

渋谷で2回ライブあった翌日、名古屋で昼から3回しはなかなかタフだ。
最後、何を聴いているのか記憶がなくなった。

23日(火)『The Avengers』Zepp Shinjuku 新宿

『The Avengers』

これは17:30と単体だと普通だが。

24日(水)FiCKiSS! ツアーファイナル 東京Spotify O-EAST 渋谷

FiCKiSS! ツアーファイナル

このファイナルはせっかくだったのに、しんどすぎて、最後だけ参加した。
というような感じで活動している。

まあまあしんどそうだろう。

まとめ

皆がTVを見る時代なら、メディアに出るアイドルは強いけど、プロ野球のコンテンツとしての強さが年間150試合やる所にあるように、年間200ライブくらいできるアイドルは十分強いし、なにかしら可能性があると思う。
ライブ本数が多いのは、それはそれで強いと思う。

平日も土日も関係ないし、ライブ昼でも行くときは行く。
チェキもちょろちょろ買っているし、まあまあお金と時間はかかるんじゃないかと思う。

オタク比べると、ヒロインズのオタクの方がキッズ憧られオタクだよな~と思う。
そりゃ中には犯罪に手を染めた人もいるけど、坂道系のオタクにも犯罪者はいるだろうし。それは「犯罪者の家の本棚に〇〇の本がありましたよ~。」と同じ話だろう。

夜の仕事している人もいるし、いつも昼間のライブいるのに訳分からんくらいお金持ってる人もいる。親が金持ちっぽい学生もいる。
TVの人からしたら電波に乗せる訳にはいかないだろう。
電波に乗るのは、あくまでも可哀そうなオタクでないといかん。

このように、
地下アイドルと地上アイドルの比較をする時点で、旧メディアの罠にはまっている。

でも、地下アイドルと地上アイドルという言葉は浸透している。
それ自体は仕方ないだろう。地上波に出てる側がそういうレッテル貼りをするならそうなる。今後変わっていくだろうが、しばらくは仕方ない。

ただ、オタクに関しては、地下アイドルオタクと言われるのは現時点で心外だ。

キッズ憧られオタクと呼んでほしいな。
他のオタクも、親ガチャ当たりオタクとか、いろいろいい呼び方で呼んでやって欲しい。

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