妻が家を出て行ってしまった!あなたが今すぐするべきこととは?
こんにちは。ゆりです。
あなたは、パートナーが家を出て行く日を何となく感じとっていましたか?
それとも「青天の霹靂」だったのでしょうか。
いつものように変わらない日常を過ごしていたはずなのに、突然パートナーが家を出ていったとしたら・・・
「いったい、何がいけなかったんだ⁈」
あなたは、たくさん考えて答えを見つけようとするでしょう。
しかしパートナーの家出には、あなたが気付けなかった問題があったのです。
それは、パートナーがずっと感じていた問題です。
・パートナーからみた夫婦の問題
・パートナーからみたあなたの問題
・パートナーの抱えていた苦悩
もしもこれらを、あなたがもっと早くに気づいていたのであれば、パートナーは家を出ることはなかったでしょう。
あなたがパートナーとやり直すことを望んでいるのであれば、一刻も早く行動してください。
今、何をするべきかを正しく知り、パートナーとの新しい未来に向けて、すぐにでも動き出しましょう。
パートナーが家を出る原因
あなたにとってはいつもと変わらない喧嘩だと思っていた直後、パートナーが家を出ていってしまった・・・
その時あなたは、直前の喧嘩が原因でパートナーが出ていったと考えていないでしょうか。
もちろん、その喧嘩が引き金になった可能性はありますが、その喧嘩が家を出る全ての原因ではありません。
パートナーは家を出る決断に至るまでに、何らかのサインを出していたはずです。
でも、あなたはパートナーが家を出ていくまで気付くことができなかった。
その原因は、あなたとパートナーが正しくコミュニケーションを取れていなかったからです。
例えば、あなたが考える「家族を守る」ことと、
パートナーが考える「家族を守る」ことは、
同じであったと言い切れますか?
あなたが仕事をして家族の生活を守ることはとても重要なことです。
また、パートナーがあなたをサポートし、家族の暮らしを守ることも同じように重要です。
あなたは家族のために仕事を優先し、十分な暮らしをさせることが何より大切だと考えていた。
しかし、パートナーはあなたや家族と同じ時間を共有することが何より大切だと考えていた。
例え、その行動が家族を想いやったものだとしても、双方の想いが伝わっていなければ心の距離は、どんどん離れてしまいます。
また、いつしかパートナーの存在やパートナーがしてくれていることを当たり前と感じてしまい、このような行動をしていませんでしたか?
・家族のために常に仕事を優先した結果、家庭の時間を疎かにしていた
・いつも自分の時間を優先し、家族の時間を疎かにしていた
・男としての威厳を保つために、きつい態度や言葉になっていた
・妻を下に見ていた
・妻の仕事は自分よりも楽で責任がないと思っていた
・妻が家事育児をするのは当たり前だと思っていた
あなたが無意識に行ってきたこのような言動が、ずっとパートナーを苦しめてきたのです。
パートナーが家を出る決断をするには、かなりの覚悟が必要だったはずです。
なぜ、パートナーは家をでたのか。
パートナーの気持ちがわからないままでは、二人の関係を修復することはできません。
あなたに悩んでいる時間はありません。
一刻も早く、パートナーと話し合いの場を設けるべきです。
そして最初の話し合いで大切なことは、あなたの気持ちをパートナーに押し付けることではありません。
パートナーの言葉に耳を傾け、その気持ちに寄り添うことです。
パートナーとの話し合いについて重要なことは、こちらですべてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
男女がすれ違う原因は物事のとらえ方の違い?
男性と女性とでは、物事の捉え方が違うとも言われていますが、男女問わず、人には「利き感覚」があります。
私達は、過去も未来も五感を通して経験したり、思考をしたりしているのです。
五感とはすなわちこの5つのことです。
・視覚
・聴覚
・身体感覚
・嗅覚
・味覚
このなかで『特に強く感じる感覚』『より敏感に反応する感覚』を「利き感覚」といいます。
例えば、リンゴが並んでいるのを目にした時の反応も、その人の利き感覚によって変わってきます。
「きれいな赤だな」→視覚
「ちょっと、酸っぱそう」→味覚
「いい匂いだね」→嗅覚
「かじったら固そう」→身体感覚
このようにりんご一つをとっても、利き感覚の違いによって、あなたとパートナーの視点が違っている可能性があります。
そこで「利き感覚」をパートナーとのコミュニケーションに利用することをお勧めします。
例えば、パートナーの利き感覚が嗅覚なら、彼女の好きな香りの花や飲みも物を用意してから、話し合う。
聴覚なら、パートナーが好きでリラックスできる音楽をさりげなくかけておく。
そんな利き感覚を用いた心遣いが、互いの理解を深めるきっかけになります。
このように、パートナーの「利き感覚」を知ることは、パートナーとスムーズにコミュニケーションをとるための大きな手助けとなります。
「利き感覚」については、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
離婚回避のための心理学的考察 あなたの言葉は妻に伝わっていない
そして、話し合い方法やコミュニケーションの仕方について学んだあなたが、次にするべきことは「パートナーの気持ちを知る」ことです。
パートナーの気持ちを知るには
もしかすると、あなたがしていた何気ない言動がパートナーの心を傷つけていたかもしれません。
パートナーの機嫌が悪くなった場合、男性は機嫌が悪くなった理由を探し、原因となるものを解消することばかり考えてしまう傾向があります。
ただ女性は、原因となるものを解消する以前に、まず自分の気持ちに共感してもらうことを求める傾向にあるのです。
例えば、体調を崩したパートナーから
「今日は体調が悪くて、夕飯を作ることが難しい」
と連絡を受けたとします。
その時あなたは、どのように答えるでしょうか。
「しょうがないね。じゃあ、夕飯は適当に済ませて来るから、ゆっくりしてて。」
一見、とても優しい答えに思えますよね。
ただ、その時のパートナーの心情はこのような感じかもしれません。
「私の体調は心配してくれないの?」
「あなたのご飯はそれで済むかもしれないけれど、私のご飯は気にしてくれないの?」
この例から考えましょう。
◆男性の考え
「料理ができない」→「ご飯が用意されていない」→「他で済ませれば解決」
◆女性の考え
「料理ができない」→「それほど体調が悪いと伝えた」→「私のことを気にしてくれるよね」→「さすがに病気の時ぐらいは家事育児をサポートしてくれるはず」
このように両者の考えには大きなギャップがあるのです。
もしも、あなたが物事の表面だけを見て解決したと考えていたとすれば、パートナーは自分が予測したことにことごとく裏切られ「自分は大事にされていない」と感じていたかもしれません。
物事の表面だけを見るのではなく、その奥にあるパートナーの本当の思いに気付くことが何よりも大切なのです。
これは、パートナーとの関係修復に成功した後でも、良好な関係を築いていくために大事なことなので、ぜひ覚えておいてください。
パートナーとの関係修復に向けてできること
パートナーの気持ちを知ることができたのならば、あなたは2人の関係修復に向けて行動しなければなりません。
もしも、あなたがパートナーと話し合いができない状態であったり、上手く話せる自信がなかったりする時には、手紙を書くことをお勧めします。
今の時代、メールやLINEでやりとりする方が早くて便利と思うでしょうが、あなたの手で書かれた手紙は、パートナーを想うあなたの心と、その心の温度すらも届けてくれるのです。
メールやLINEは読まれなければ埋もれていき、指先ひとつで消すこともできます。
でも手紙は、たとえすぐにパートナーに読まれなかったとしても、時間をおいてからパートナーのタイミングで読んでもらえる可能性があります。
パートナーへの謝罪、パートナーへの想いをあなたの手で紙に綴り、ぜひパートナーへ届けてください。
しかし書き方を間違えると、あなたの気持ちが届かないどころか、逆に2人の関係を余計にこじらせてしまう可能性があります。
パートナーへ正しく思いを伝える手紙の書き方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方
また、パートナーに限らずパートナーのご両親(義両親)にあなたの想いを伝えるときにも手紙はとても有効です。
あなたは
「なぜ義両親に?」
「離婚問題は2人の問題だから関係ない」
と思われるかもしれませんが、実は義両親を大事にすることは、あなたの離婚回避に大きく関係しています。
義両親は家に戻って来た娘を見て、どのような心中にあると思いますか?
手塩にかけて育てた大切な娘だが、あなたを信じて嫁がせた。
それなのに、ある日、その嫁がせた娘があなたに傷つけられて帰ってきた。
「もう、別れて帰ってきなさい」
娘の傷ついた姿を見たなら、そう思う方が普通です。
義両親から離婚の後押しをされ、パートナーが離婚へ舵を切る例はとても多いのです。
義両親への手紙の書き方はこちらを参考にしてください。
パートナーに宛てた手紙と同様に、無神経な手紙はむしろ逆効果になりますから。
妻が家を出て行った時にあなたがすべきことは
あなたがパートナーともう一度やり直すためには、パートナーの心に寄り添うことが何より大切です。
パートナーの心に耳を傾けて、心の声を聴いてください。
そして、パートナーとパートナーのご両親に手紙を書き、あなたの心を伝えてください。
その時は、必要であれば私も全力でお手伝いをさせていただきます。
最後に・・・
二人が家族になることを決心したとき、こう思わなかったでしょうか。
「幸せにするね」
「幸せになろうね」
まだ、二人で紡ぎだす未来の途中です。
今はお互いの糸が複雑に絡み合い、解くのが困難になっているかもしれません。
それでも、絡めてしまった糸をあなたの手で解くことはできるかもしれない。
どうか諦めないでください。そして思い出してください。
「日常に埋もれてしまったパートナーへの感謝の気持ちと大切に思う心」
きっと、あなたの気付きは、この先の未来に繋がるはずです。
あなたとパートナー、そしてあなたのご家族の幸せを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。