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離婚裁判の期間はどれくらい?短くすることが有利になるのか?

こんにちは。ゆりです。

パートナーから離婚を切り出されたあなたは裁判になる可能性ということを考えているのでしょう。

あなたの浮気が原因での離婚となると、パートナーは家から出ていっているということもありますよね。

一人で家に帰ったあなたは裁判になるかもと思った時、こんなことを考えるのではありませんか?

・裁判の期間はどれくらいなのか?
・期間を短くすることはできるのだろうか?

そこで、今回は離婚裁判にかかる期間とそれを短くできるかどうかということについてお伝えしたいと思います。

離婚裁判の期間って?

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離婚裁判の期間がどれぐらいになるか?

パートナーから離婚を突き付けられたあなたには気になることだと思います。

そこで、離婚裁判の期間について、平成29年度の司法統計からお伝えしようと思います。


 平成29年の婚姻関係事件の総数:約65000件
【審理期間の内訳】
6ヶ月以内:約44000件(1か月、3か月以内も含む)
1年以内: 約16000件
2年以内:約4000件


このように約64000件が2年以内に審理期間を終えているという結果が出ているので、 2年を超える場合はほとんどないと思って間違いないでしょう。

実際、2年を超えるケースは 約200件という統計結果も出ています。

これは婚姻関係事件ですので、離婚裁判と限定した平均審理期間も見てみることにします。


離婚裁判の平均審理期間
約11.6か月(平成24年)
※欠席裁判で早期に終了してしまうケースも含む
裁判が判決まで至った場合は約15.9か月


欠席裁判という形もあるので、約1年という期間ですが、判決までに至った場合は1年を超えているというのがわかってもらえると思います。

つまり、裁判の期間は最短で1年、場合によると3年近くかかる場合もあるのだということを忘れないようにしてくださいね。


離婚裁判の期間と長引く理由は?浮気夫が離婚回避できる可能性


期間を短くする方法は浮気夫には有利なのか?

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離婚裁判の期間として1年という時間を覚悟しなければいけないということはわかっていただけたと思います。

でも、それだけの時間を裁判にかけたくないと思うこともあるでしょう。


少しでも裁判期間を短くしたい。


そう思ったあなたは裁判期間を短くする方法をいろいろと調べてみたのではありませんか?

でも、ここであなたは現実を見る必要があります。


裁判期間を短くする=離婚を回避することはできない。


こういう方程式があることは間違いありません。

その理由として、裁判期間を短くするために考えられることはどのようなことかお伝えしようと思います。


【決定的な証拠がある】

離婚裁判にまでなってしまった原因があなたの浮気だったとします。

その場合、パートナーはあなたの不倫を証明する証拠を提出してくるでしょう。

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この時、浮気相手と一緒にいる写真やホテルを使った時の領収書などがあれば、あなたの浮気は誰の目からみても明らかなものになります。


そうなると、いくらあなたが離婚を回避したいと思っても、裁判所は「離婚を容認する」という結論を出すでしょう。

離婚裁判は早期に結審し、「離婚」という現実があなたに突き付けられるのは間違いありません。


【和解をしてもいいと考えている】

離婚裁判の途中で裁判所が和解を勧告してくる場合は非常に多いです。

この和解ですが、言葉の印象から「離婚は回避できる」というように考えていませんか?

今までにお伝えしてきたことですが、和解は離婚しないというわけではありません。

場合によると、離婚を考え直すということもあるでしょう。

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でも、基本的に和解は離婚につながっています

離婚の形の中に「和解離婚」というものがあります。

裁判所の和解勧告に従った場合の離婚がこの形になるんです。


あなたの希望である離婚回避とは正反対の結果が待っているのが裁判所からの和解勧告です。

このことも覚えておいてくださいね。


【婚姻費用分担請求をされている】

離婚裁判にまで進んだとしても、離婚はまだ成立していません。

そうなると、あなたにはパートナーや子どもを養っていく義務があります。

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ここで婚姻費用を分担するということが発生してきます。

婚姻費用とは?
夫婦の生活費や子どもの生活費・学費といった社会生活を維持するうえで必要な費用のこと

この費用の分担割合はそれぞれの収入に比例しています。

当然、あなたの方がパートナーよりも収入が多いでしょうから、分担費用は大きくなります。


パートナーが早期に裁判を終わらせたいと考えている時、婚姻費用分担請求をしてくるということは十分に考えられることなんですよ。
(請求することであなたの負担は完全に増えますから)


裁判期間を短くする方法は浮気したあなたにとって有利なことは何一つありません。


また、離婚裁判が始まるまでに離婚調停が行われることもお伝えしてきました。

裁判期間にはこの離婚調停も含まれています。

この調停について詳しく知りたければ、こちらを読んでみてくださいね。

離婚調停の期間と流れは?浮気夫が知っておくべき不成立のその後


裁判期間を短くして後悔しませんか?

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ここまであなたにお伝えしてきたことはかなり厳しいことだったと思います。

・離婚裁判の期間は最低でも1年。場合によると3年を超えることもある。
・裁判期間を短くする方法にはいくつかのものがある。

(1)決定的な証拠
(2)和解を考える
(3)婚姻費用負担の請求

でも、裁判期間を短くするための方法はあなたにとって本当に必要なことでしょうか?


あなたの希望は離婚を回避することですよね。


浮気の決定的な証拠を突き付けられたり、離婚することを前提とした和解勧告、負担が増えるだけの婚姻費用の請求・・・

これらはパートナーがあなたとの離婚を本気で考えているということの証明です。

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ここまでになってしまったらパートナーのあなたに対する感情はとことんこじれていると思っても間違いないでしょう。


そうなるまでに、あなたは行動に出ないといけません。


あなたとの離婚を本気で考えているパートナーの気持ちを変えるのが難しいのはわかっています。

だからこそ、それまでにあなたはパートナーと向き合う必要があるのです。


まだ、あなたは離婚裁判にまで進んでいません。


何度もお伝えしていますが、裁判にまで進んでしまうとあなたが離婚を回避するということはできません。

離婚、ということはこぼしてしまった水が元に戻らないのと同じことです。


そうならないためにあなたに何ができるのか?


何度もお伝えしてきたことですが、こういう時は「手紙」を書くのが一番です。

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直接、口に出して告げるのが恥ずかしいと思う言葉でも、手紙という手段を使うことで伝えることができます。

あなたの浮気に怒っているパートナーでも、手紙なら読んでくれる可能性があります。


そのことがわかっていても、どのような手紙をパートナーに書けばいいのかわからない。


そんなあなたにおススメの記事がこちらになります。

離婚回避したい!必ず気持ちが伝わる別居中の妻への手紙の書き方


最後までお読みいただきありがとうございました。


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