ありがとう、空想委員会
空想委員会ラストワンマンライブ
解散式~委員長ありがとう!~
於:下北沢シャングリラ
空想委員会のラストライブ、最高でした。
ありがとう、岡田くん
ありがとう、なおや
そしてほんとうにありがとう、三浦くん
やっとお別れが言えた気がします。
今年2023年4月に41歳の若さで旅立った三浦くんのお別れ会も兼ねたライブでしたが、彼ららしくとても楽しく、湿っぽさもない三浦君の声の良さを、楽曲の良さを、改めて感じました。もちろんファンの中に
は一曲目から号泣している方もいましたが。。メンバーのやり切った感と未来へ向かう、居合わせた全員が最後は笑顔になる、そんなライブでした。
インディーズデビューアルバム、メジャーデビューアルバム、そして一昨年の三浦ソロアルバム&空想委員会再結成アルバムまで一緒に作品作りをやれたことは、僕に人生に取っても、とても大切な時間となりました。携わっていなかった時期ももあるけど、とっても楽しく刺激的な12年でした。三浦くんは、朗らかで、不器用だけど実直で、表裏が無くて、何にでも興味津々で、細かいことは気にせず、常に前向きで新しいことに躊躇なく進むタイプ。空想委員会だけで無く、多くの人にとって中心で推進力になるような人間でした。彼と制作をしている日々は本当に楽しかった。
三浦くんが居なくなったという事実だけでなく、彼らが作ってきたあの楽しいライブでの空間がもう無くなるという喪失感は、ライブ終わった後、僕にもずしりと重くのしかかりました。一途なファンが多かった空想委員会だから、きっとファンの人たちにはもっと大変辛いと思う。
ただ、彼らが作ってきた音源は、これからもみんなの日常の中、耳の中、心の中で、空想委員会の曲、そして三浦君の声は鳴り響き続けることで存在し続けるんだなぁと思う。
メーカーはじめ、色んな久しぶりのスタッフも多く駆けつけて、懐かしい人にも会えて、空想委員会が繋げた人たちの同窓会のようになっていました。みんなに愛されていたバンドなんだなと改めて実感。
空想委員会、ほんとうにありがとう。