
【ライフハック】上達のコツ
先日、娘のピアノ発表会に出演した。娘との連弾だ。このピアノ発表会。我ながら頑張った気がする。なんで頑張ったって言えるかって?
それは、私たちが演奏した課題曲が、初めて挑戦する初心者にとっては、かなり難易度が高い曲だったからだ。
ピアノの先生によると、ピアノ発表会に出るお父さんの中では、この課題曲は初めてだったらしい。
そもそも先生がその課題曲を勧めてきたから、頑張ったんだけどねw
ただ、昔からこの手の類は、容量が良い方で。当日は、失敗もしたがそれなりに形にしてのぞめた。
ある意味、成功したといえるだろう。
その成功した私なりの上達のコツってのがあるので、今回はここでシェアをしたい。
物事を覚えようと思った時、これをすると結構早く上達できるから、参考にしてほしい。
⒈全体のキモを予測する
まず大事なことは、全体のキモを見つける。
なんでもそうだが、まず全体を見る必要がある。どこが大変そうなのか?どこをそこまで練習しなくて良いのか?
この時、正確にキモを見つける必要はない。仮説でいい。
ただ、ここで全体を見通しておくことで、やる気が少し変わってくる。無駄な力を入れる必要がなくなる。
やらなくてもいいことに、力を注ぎすぎて、時間のロスを避けるべきだ。
⒉一回の練習時間をなるだけ短くする
ダラダラ長くやることをおすすめしない。なぜなら改善がないから。
例えできていなくても、短く終わる。今回のピアノで言うなら、例え課題の曲が全く弾けてなくても、決められた練習回数を終わったら、即練習を終わること。
大事なのは、できたとこと、できてないとこを分析する。
何かの本で読んだが、一度学習したら、休んでる間に脳は反復練習を繰り返すらしい。
なので、一回の時間をとにかく短くして、ダラダラ頑張ることを避けるようにする。
⒊分割で練習する
何か記憶したいときに有効なのが、一度休憩を挟む。そうすることで、記憶が定着する。
具体的には、30分練習する時間を設けるより、20分➕10分で練習を分割する。
そうすることで、20分の練習➕10分の復習が可能だ。実際、上達する瞬間ってのは、復習だ。忘れそうになってる瞬間に、同じ練習がくると、深く体に染み込みやすい。
これは、ダンスの振りを覚える時も有効だし、何か勉強するときにも有効だ。
実際、20分でできないことがあったとしても、一旦そこでやめることをお勧めする。
意外と、前半で習得できてない技があっても、後半の練習でうまくいくことがある。なので、ここは不安がらずしっかり、練習を分割すること。
⒋一つのスキルをさらに小さく分割する
ピアノで例えるなら、両手でやる練習を、片手だけでやる。
具体的には、右手のみで3回演奏。左手のみで3回演奏。最後に両手で演奏。こんな感じだ。
ちなみにダンスでも、ランニングマンを習得する時も、一緒。
上半身だけ、リズムを刻む。下半身だけ練習する。こうやって、いろんな動きを分解して、練習していく。
これのメリットは、本番でパニクったときや、スランプの時に、原因を分析しやすい。
スランプに陥った時ってのは、どこで間違いが起きてるかわからないものだ。だからこそ、いろんな場面を分解しておくことで、いち早く原因を見つけて、さらなる成長に繋げやすい。
⒌最悪の想定を常にする
最悪の想定をするメリットは2つある。
・練習に本気になれる
・いろんな対処を考えておくことで、落ち着いて本番を望みやすい
人は、すぐに怠けてしまうものだ。どんなに頑張っても、行動できない。ただここに恐怖や、不安があると変わる。
例えば、食べ物が好きで、毎年ダイエットを決意してる人がいるとしよう。その人は、本気でダイエットをしたい。だが、毎日大好きなお菓子、お酒、食事の過剰摂取をやめられない。理由は簡単だ。
そっちの方が、楽だから。楽しいから。気持ちがいいから。
食事を我慢するストレスと、太っていく自分の体を見るストレスを天秤にかけたら、食事を我慢するストレスが勝ってしまう。
だが、ここに「痩せないと明日から、死にます」と言われたら、間違いなくダイエットに挑戦する。
そう、人はストレスが少ない方を選択する。
最悪を想定しておくことで、今練習を頑張るストレスより、最悪のケースが起きてしまったことのストレスが上回る。
すると、自然と練習にカラダが向かう。
いろんな対処を考えておくことで、落ち着いて本番を迎えやすい
これは、そのままの意味だが、どんな場面も常に想定しておくこと。こうしたら、あ〜しよう。ってのは、瞬時にできないもの。
アドリブでなんでもできるやつなんて、いない。天才なら別だが、一般的な人は、常にいろんなことを想定しておくことが大事だ。
まとめ
と言うわけで、上達するコツってのを紹介させてもらった。結局、数やることが一番だが、限られた時間で上達するために少しでも工夫するってことで、今回の話をさせてもらった。何かの参考になると、嬉しい。
今日もいい1日でありますように。