【エッセイ】人生には、緊張という名のスパイスが必要だと、思った出来事
やっと終わった・・・。
先週ついに娘のピアノ発表会が終わった。
私は、娘と連弾をしたのだ。この私が?だ。だが、良い体験ができたとは思っている。
40歳になり、自分のできることと、できないことのラインってのが、よくわかるようになった。
例えば、私は以前ダンスをやっていた。だから、体を動かす系のことは、結構楽しめる方だ。だから、もし娘が「ダンスをパパと出たい!」なんて言ったら、二つ返事で「OK!」と言うだろう。
だが、ピアノってのはやったことない。ピアノ?ホワイジャパニーズピーポー?的な感じだ。
そんな41歳おっさんが、大勢の前で演奏するわけだ。緊張しないわけがない(笑)
あれほど嫌だったピアノ発表会。終わってみると、なかなか爽快だった。
(もちろん、失敗したところは悔しかったが・・・)
なんで爽快だったのか?
それは挑戦したって結果があるからだろう。上記にも記したが、40代になりやれることの幅が、かなり明確になった。だからこそ、やれないことには、一切手を出さなくなった。
それはつまるところ「無謀な挑戦」しないってことだ。だって、無謀ってわかってるもんね。
だが、今回は挑戦した。譜面も読めないおっさんが、残り2〜3ヶ月でピアノに挑戦。仕事も忙しい中、娘のために頑張る。
他人から見たら大したことないかもしれないが、私にとっては半袖着て、富士山登りますってくらい無謀な挑戦だ。
そんな人生最大のミッションを、私はクリアしたのだ。なんというか、自分を誇らしく、思うような、達成感のような・・・。
サウナの水風呂に、入って乗り切ったような・・・。
そんな爽快な達成感を40代で味わったのだ。
たまには、挑戦するって大事だよねって思えた。うまく言えないが、若返った気がする。
胃が痛くなるような、挑戦。直前は、私のドキドキが全体に聞こえるんじゃないか?ってくらいの緊張感。
人生のスパイスとして、たまにはこう言うのもアリな気がした。今何かつまらないな〜って感じている中年男性の皆さん。
何か無謀な挑戦をしてみるのもありですよ。意外に、妙な達成感と、高揚感を味わえるよ。
ただ・・・。
もう一回はやりたいとは、思わないけどね(笑)
今日もいい1日でありますように。