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50代パートのおばちゃん、スキマ時間で初めて作ったスマホアプリをGoogle Playで公開する

これまでの経緯

上の記事では本格的なプログラミングは初心者の私が今年の頭からReact Native(Expo)でスマホアプリのコーディングを始めて、8月末から開発ビルドをやれる段階になったというところで終わってました。
当時の私は、コードはほとんど完成してるし、ビルドしたらすぐに製品として公開できる!というような感覚でいたわけですが、今となっては当然ですが、そんな甘いものじゃなかったのです…

ExpoというReact Nativeを便利に扱えるサービスを利用していますが、その中にクラウドサーバでコードからアプリの実行ファイルを作成するEASビルドという機能があります。ややこしい部分はExpo側が代行してくれてとても初心者に優しい機能です。

しかし、最初はなんどやってもEASビルドが成功せず、何が悪いのかとずいぶん悩みましたが、おそらく課金代行サービスのRevenueCatのライブラリ(ペイウォール画面を作成代行するもの)がひっかかっていたと思われ、そちらを外すとすんなりビルドできるようになりました。

RevenueCat(課金システム)以外はぜんぶExpo対応のライブラリを使っていたのでExpo Goで実機テストしていましたが、EASビルドが成功し、ここで始めて課金部分のテストができることになりました。

ペイウォール画面(課金アイテムを表示する画面)をRevenueCatのサービスを使って簡単に表示しようと思ってたらライブラリが使えなかったので自分で実装したのですが、これも始めてやることなのでドキュメントを読んだりいろんな人の記事を読んで、なんとか形にすることができました。

さらに今までExpo Goで確認できていた部分にも修正したいところが見つかったりして、9月から10月にかけてけっこうな部分のコードを修正することになりました。

開発ビルドでのテストと修正が終わって、いよいよGoogle Playコンソール(Androidアプリを登録するGoogleのサービス)にビルドファイルを登録しようとしたら、「アプリ署名鍵が違う」と言われて登録できない!

じつは、試行錯誤しながらアプリを作っていたため途中でかなりコードがごちゃごちゃしてしまい、いちど同名で新規アプリを作成し直してコードを移し替えるなんていう素人くさいことをやってしまっていたのです。
たぶんそのせいだと思うのですがGoogle Playコンソールで最初に登録したものと「署名鍵」が違ってしまい、いろいろやり直すという、初心者にはなかなかハードな作業までやることになりました。(このあたりの技術的な内容はたぶん後でQiitaに書きます。)

それを経てやっとクローズドテストに入ると、今度は課金アイテムの「購入ボタンをタップ>課金アイテムの解除」というシステムがうまく動かない。

これの原因が、そもそもRevenueCatの仕組みを完全に理解できていなかったためにダッシュボード上で設定ミスをしていたためということに後から気づいたのですが、それに気づくまでにはコードに問題があると思いこんでいたので、あーでもないこーでもないといじくり回して…
いっぱい調べて公式ドキュメントもさらに読みこんで、おかげで理解が深まったので、例によって結果オーライだと思いますが。

さらにさらに、アイコンやスプラッシュ画面、ストアに表示する説明画像なんかも最初に作ったものを修正する必要が出てきて、クローズドテストもなかなか時間がかかって大変だったのでした。

この過程でCanvaに登録して画像を作成したけど、使いやすいし無料素材もわりとあってビックリ。最初からこれでやれば良かったかも…
(この記事のタイトル画像もCanva)

https://www.canva.com/ja_jp/free/

そんな感じで次から次へと「やらないといけないわけのわからないこと」が出てきて、いくら私が新しいもの好きでもさすがにつらかったですが、がんばって順番にこなしていった結果、やっとアプリを公開することができました。

最初にわけもわからずExpoのドキュメントを見ながらコーディングしたのがGoogle連絡先を読みこむという内容だったので、それをそのまま拡張していって作った電話帳アプリです。
まあ結果的には自分が欲しいと思ったものを作った感じです。
いちおう基本的な機能はすべて無料で使えるので、よければ使ってみてください。

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