TBMトークン(TBM/円の算出方法)
2018/9/14(金)12:00、とうとうTBMトークン(タイムバンクマネートークン)の配布が始まりましたね。TBMトークンの説明は、タイムバンク公式ブログを参照頂くとして、ここでは未だ公表されていないTBM/円(1TBM=何円か)の概念を考えてみたいと思います。
TBM/円の適正価格
本来は、「タイムバンク社(以下TB社)のTBM総コスト」÷「総発行TBM数」の現在価値が適正価格になると思います。
TBM総コストは、TBMユーザー還元額、開発費、運用費等などです。(ブロックチェーン関連も含)
ただ、その適正価格の算定要素は開示されていないし、将来コストは誰にも分からないので、実際の適正価格を算出するのは不可能です。
現状公表されているユーザー還元は、エールや投票所でTBMトークンを利用可能という内容のみで、1エールに何TBM必要かなども公表されていません。しかしながら、ユーザー還元内容も将来的に追加されていくでしょうし、ブロックチェーン導入に紐付く価値もどうなるのか楽しみな所です。
【公式ブログ抜粋】
現状では、以下の2機能についてTBMを利用可能とする予定です。
1)トーク機能における応援(エール)の送信
※トーク機能についてはこちらをご確認ください
2)投票所において、投票権の復活を待たずに投票可能な「今すぐもう一度応援する」ボタンの利用
※投票所機能についてはこちらをご確認ください
今後、TBMの可能性を模索しつつ、サービスにおける利用箇所の拡大も随時検討して参りますので、乞うご期待ください。
TBM/円の市場価格
TBM/円=ユーザー支払手数料÷TBMトークン配布数
ユーザー群がTBM取得に要した費用が、適正価格の現在価値(期待値)としてTBMの市場価格になると考え、TBM/円価格を算定してみました。
全てのユーザーがトークン目的で売買している訳ではありませんが、トークン目的ユーザーが期待値に市場価格を近づけていく市場調整機能を果たすと考えています。
なお、数値例は9/15の23時台のもので、この時間帯(報酬プログラム24)では、ユーザー全体の支払手数料5,217円に対して、TB社は216,893TBMを付与しているため、TBM/円は0.024円となります。
ここでポイントになるのは以下の点です。
ポイント1
TB社とユーザー群が、TBMトークンと手数料を交換
ポイント2
1時間ごとにTBM価格が確定
(TBMトークンは1時間ごとに固定値が配布されるため)
ポイント3
ユーザー郡の中に、トークン目的ユーザーがいて、TBM市場価格を適正価格の現在価値(=期待値)に近づける市場の調整機能を果たす。
ポイント4
購入手数料は、実質無料という前提。
タイムクエスト等の毎日開催の購入手数料無料キャンペーンに購入ユーザーがエントリしていると仮定。
開始3日の価格推移
9/14-16の3日間で計36回の報酬プログラムが開催されました。その推移が以下になります。(※数字が小さいのでスマホ横に傾けて下さいw)
最高値が0.084(第7回)
最安値が0.013(第25回・第30回)
個人のTBM取得レートの計算方法
TBM/円=(支払手数料-売却損益)÷獲得トークン
個人ベースでは売却損益が関係してきます。以下は市場価格の数値例同様、9/15 23時台の数値例イメージです。なお、トークン獲得に寄与した購入銘柄の取得価格と売却価格が同額であれば、上記の市場価格0.024円と同額になります。
売却損のケース
7,000円で銘柄購入し、3,142TBM獲得したのち、6,980円で売却した場合。
TBM/円=(6,980円×1.08% - 売却損-20円)÷3,142TBM =0.031
売却益のケース
7,000円で銘柄購入し、3,142TBM獲得したのち、7,020円で売却した場合。
TBM/円=(7,020円×1.08% - 売却益20円)÷3,142TBM =0.018
売却損益ゼロのケース
7,000円で銘柄購入し、3,142TBM獲得したのち、7,000円で売却した場合。
TBM/円=(7,000円×1.08% - 売却損益0円)÷3,142TBM =0.024
まとめ
色々と細かいことも書きましたが、タイムバンクが今後盛り上がると思うならトークンは早めに入手した方がお得です。
そう期待するユーザーが増え、TB社が獲得する手数料が増えるほど将来的にユーザー還元される思います。今のユーザーがタイムバンクの魅力を周囲に伝えていきたいですね。僕も頑張ります。