術後の経過 5ヶ月
2023.7.13
2月に乳がんの手術をしました。
右胸の下部に切り込みを入れて
中身をくり抜いて乳腺を取って
シリコンを入れたのと
右の脇の下を3cmくらいカットして
リンパを8個取りました。
腫瘍に触れていた部分の皮膚(1.5cm程)を取って、そこを摘んで縫合したので、当初右胸の皮膚はパツパツでした。
3-4ヶ月で皮膚はのびてパツパツ感はなくなりました。
手術後の痛みと同時に患部はずっと強く痺れていました。
その痺れはまだ消えません。
(かなり弱くなったけど)
だからといって
腕が動かしにくい、など生活に支障はないです。
患部に触ると痺れます。
痺れがなくなった時に、触れた感覚もなくなるのかもしれません。
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リンパを取ると、浮腫みやすくなると言われていて
右指だけ異常に太くなるのかなぁ?? と
心配していたのですが
浮腫はなく、パソコンの操作にも支障は出ていません。
傷が治りにくくなるから、素手で農作業やるのはやめてねー、と主治医に言われて、切り傷擦り傷にビクビクしていたけれど、ちょっとくらいの傷なら普通に治ります。(完全に無傷で生活なんてできない)
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私の乳がんのタイプに合った分子標的薬(抗がん剤ではない)
ハーセプチン/パージェタの投薬は9回終わって
慣れてきました。
副作用で悶える程度も
格段に軽くなりました。
一番困った副作用は下痢だったのですが
6月くらいからなくなってきました。
人間には適応力があって
副作用が軽くなる、ということは
薬に対する耐性ができてきてて
ある意味効きづらくなってきているのかなぁ、とも思ってしまいます。
今は腫瘍自体取ってしまったし
再発防止の「念の為」の投薬なので
効果を実感しにくいのもあるけれど。
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患者会の理事のチエコさんが
他の臓器に転移した場合とか
再発した場合の化学治療のことを話していたんだけれど
一度使ったのはもう効かなくなるから
別のにしてゆく、って言ってた気がして
毒にも薬にも
慣れてゆく
適応していくチカラがある
人間は
複雑な仕組みを持っているのだな、と
感じる
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ハーセプチンは心臓に負担がかかりやすので
心エコーでモニターしながら投薬をしていて
今のEF値(心臓の収縮力)は横ばい。
50は切っていないので、投薬を続けています。
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4月、5月あたりは
疲れやすくて
一日の半分は横になっている日もあったけれど
6 月くらいからそれはなくなって
生活できています。
薬がどうのこうの、というよりも
季節の変わり目の不調のが影響が大きかった印象。
弱いところに強く症状が出ていて(特に目の周囲)
それが目薬を止めることで治ったのは印象的だった。
治療や処置も「やらない」「そっとしておく」選択肢も重要。
子育ても同じなのかな。
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基本的に癌は寝てて治るわけではないので
どう付き合うかと考えた場合に
羽生結弦くんは元々心肺機能が弱くて
マスクしてトレーニングをして鍛えたとか。
私も鍛えればいいのかな。。
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3月から抗エストロゲン剤を飲むホルモン治療を始めていて、これも最初キツかったけれど、今は小麦粉の塊を飲んでいるくらいの気分で毎日一錠。
乳がんを助長する女性ホルモンを抑える薬だから、私ってカラカラになるのかなぁ、、と思ってたけれど
店に関わってくれている若い人たちの活力をもらえているので、カラカラ感はさほどないです。
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今の一番の悩みは味覚障害。
甘味噌だれの味付けが酸っぱく感じる。
亜鉛不足からきているかもしれないので、20日の投薬の時に血液検査して確認予定。
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50歳を過ぎた私の、見ていることと考えていること
淡々と日記を綴ります。私の日記のトピックが、人生の楽しみやよりよく生きるヒントに繋がれば幸いです。 シングルマザー | 第二の人生 | 乳…
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