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1-1. オーストリア ワーホリ申請 必要書類

前述の通りですが、必要書類については、「オーストリア大使館のHPに記載された情報」、「大使館の担当者からメールで教えてもらった情報」、「オーストリア ワーホリ申請経験者がネット上で語っている情報」と、さまざまあり、それらが一致しないためどれを信用すればいいのかわかりません。特に、オーストリア大使館のHPの情報だけでは不十分なようなので、私が集めた情報をここにまとめます。
列記するだけだと「結局何を提出すればいいの?」と疑問が残るかと思いますので、これらをふまえて私が用意した提出資料を公開し、それによって申請が認められたかの結果の報告も記載します。


■オーストリア大使館のHPに記載されている提出必要書類

オーストリア大使館のHPには、ビザ申請全体としての必要書類が記載されている箇所と、ワーキングホリデープログラム(WHP)向けの必要書類が記載されている箇所がある。

■■必要書類(ビザ申請全体)

・申請用紙(記入漏れのないこと、直筆サイン入り)
・パスポート:申請されたビザの有効期間より3ヶ月以上の有効残存期間、未使用ページ数が最低2ページある、発給から10年以内のパスポート
・パスポートのコピー(身分事項ページ、ビザ貼り付けページ)
・日本の在留カード(有効残存期間3ヶ月以上のもの)
・ICAO規格による最近の写真 (パスポートサイズ)
・旅行保険証書(疾病、傷害、帰国費用)、最低補償額各3万ユーロのもの
・雇用証明書 (現在の雇用関係を証明する在職証明書、雇用者、仕事、期間、収入)、在学証明書
・フライト予約確定書
・宿泊の予約証明、ホテルの予約
・充分な資金の証明、通帳(6ヶ月分の残高証明)
・シェンゲンビザの有効期間より3ヶ月以上の有効期間のある日本再入国許可、日本在留資格、外国人登録済み証明書
・オーストリアの次に訪問される訪問国のビザ
・返信用封筒
・渡航目的が観光の場合: 同上のもの, 更には · 旅行代理店発行の旅行予約確定書(ホテルの住所を含む
・渡航目的が商用の場合: 同上のもの, 更には · オーストリアの企業からの訪問の目的、期間、渡航者の氏名、生年月日、住所などを含む招待状。場合によって招聘企業の会社登記記載事項証明(Firmenbuchauszug)更には *EVE(Elektronische Verpflichtungserklärung =所定の電子版招待者保証) が求められることがあります。
・個人、知人訪問の場合: 同上のもの、更には招待者の*EVE(Elektronische Verpflichtungserklärung=所定の電子版招待者保証)
・空港トランジット(国際線乗り継ぎ)の場合: 同上のもの、更には目的国のビザ

ビザ – BMEIA - Außenministerium Österreich

■■必要書類(ワーキングホリデー)

申請に必要なもの
・申請用紙 ビザD Visum D
・ICAO規定適合 パスポート写真
・日本国旅券、ビザの有効期間より残存期間3か月以上必要
・滞在期間中の旅行、疾病、事故保険(最低保障3万ユーロ)
・入国後最初の一定期間自力で生活できる充分な資金の証明書
・航空券あるいは航空券を調達できる充分な資金

ビザ – BMEIA - Außenministerium Österreich


■オーストリア大使館の担当者から回答いただいた提出必要書類

私がメールで問い合わせた際に担当者から得られた必要書類は以下です。

ビザ申請時に必要な書類
・申請書visa D、申請書に添付する写真は、白背景(青背景不可)。
・パスポート原本、パスポートコピー(顔写真添付ページ、過去に発行されたビザページ)
・在職(学)証明書(原本)
・預金口座明細(過去6か月間の出金、入金、都度残高が記載されたもの)、通帳原本
・航空便予約確認書(往路のみでOK)
・宿泊予約確認書(少なくとも渡航後1か月程度)、その後、ワーキングホリデー期間の住まい、仕事等の目論見を説明するレター(日付、サイン入り)。
・旅行保険加入証明書(被保険者名、保険期間、保険対象エリア、補償金額、COVID-19に対応している旨の記載)

■ワーホリ申請経験者の情報

いろんな方が情報を公開してくれていますが、特に役立ちそうなページからを抜粋しました。

・申請書(Visa D)
・パスポート
・パスポートのコピー(身分事項ページ、visa貼り付けページ)
・ICAO規格の証明写真(縦横45mm×35mm)
・旅行保険証明書(疫病、傷害、帰国費用、最低補償額各3万ユーロのもの)
・飛行機の予約確認書(往路のみ)
・宿泊予約証明書
・十分な資金の証明書
・返信用封筒
・入国後最初の一定期間自力で生活できる十分な資金の証明書
・航空券あるいは航空券を調達できる十分な資金
・オーストリア大使館の予約時のメールのコピー
・オーストリアに入国後1か月間の過ごし方についてのメモ書き

■まとめ1(最終的に私が持っていた書類)

・オーストリア大使館の予約時のメールのコピー
・申請書(Visa D)
・ICAO規格の証明写真
・旅行保険加入証明書
・在職証明書
・飛行機の予約確認書(往路のみ)
・パスポート
・パスポートのコピー(身分事項ページ、visa貼り付けページ)
・宿泊予約証明書
・目論見(渡航後1か月程度の仕事等の目論見、日付とサイン入り)
・返信用封筒

・オーストリア大使館の予約時のメールのコピー
・申請書(Visa D)
 →何を書けばいいのか迷うところが多々ありました。別のページで解説しています
・ICAO規格の証明写真
 →パスポート規格の写真、背景は白、申請書visaDの写真添付欄には貼らなかった
・旅行保険加入証明書
 →被保険者名、保険期間、保険対象エリア、補償金額、COVID-19に対応している旨の記載があるものを用意しました。私は一番補償が手厚いAIG損保で加入しました。保険担当者の方に記載事項を事前相談したところ「保険対象エリアについては、証明書にデフォルトで記載されない。追記事項にそれらしいことを記載することはできる」と言われたので、「This insurance is also valid in the Schengen area」と記載していただきました。ちなみに、私の保険には帰国費用の保証はついていないと思います。大使館HPのワーホリ必要書類欄と、大使館担当者からの回答には「帰国費用の保証」については支持がなかったこと、ワーホリ保険のプランにデフォルトでおそらく含まれていないこと、を理由に今回はそのようにしました。これが吉と出るか凶と出るかは、下記「まとめ2」をご覧ください。
・在職証明書
 →ワーホリに行く場合、事前に退職している人も多いように思うので、「この証明書必要なの?」というのが正直なところですが、大使館の担当者の方が必要だと言っているので準備しました。
・飛行機の予約確認書(往路のみ)
・パスポート
・パスポートのコピー(身分事項ページ、visa貼り付けページ)
・宿泊予約証明書
 →私の場合は、現地のオーナーさんと間接的に連絡が取れていたので、オーナーさんに証明書を用意していただきました。
・目論見(渡航後1か月程度の仕事等の目論見、日付とサイン入り)
 →作成中
・返信用封筒

■まとめ2(最終的に必要だった書類)

結局、特に問題なく申請書を受領いただきました。
金曜日に大使館で申請し、翌週の木曜日にビザが貼り付けられたパスポートが帰ってきました。

1番気にしていた「旅行保険の帰国費用に関する補償」については、申請時に担当者に確認したところ、「口座残高が十分であれば特に問題ない」と回答いただきました。


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