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『12人の優しい日本人』

こんばんは。

題名だけだとなんだかつまらなそうな題名って感じですね〜

私も人に勧められなければ多分観ていないと思います!

元ネタは『12人の怒れる男』で、

ドラマ版は1954年、映画版は1957年と、

ドラマ版から71年も経ってますね、

表題の作品は三谷 幸喜さんの1990年の舞台作品で、

次の年の1991年には『12人の怒れる男』への

オマージュ作品として作られました。

当時はまだ日本に陪審員制度がありませんでしたので、

もし日本にもその制度があったらという

パロディ作品になります。

最近も似た様な作品名ありましたよね?!

『十二人の死にたい子どもたち』です。


元ネタ作品の『十二人の怒れる男』ですが、

部屋の中での出来事で、

殆ど全く?役者さん達は移動しません。

え?ずっと同じ部屋で映画一本撮るの?

つまんなくね?

そう思っちゃいますよね?!

元ネタ作品は、とても秀逸な作品として

とても評価が高く、

『物語は脚本が面白ければ場所など関係ない』という

意味合いで引き合いに出されることも多いとの事です。

『十二人の死にたい子どもたち』も

『12人の優しい日本人』も

そういった意味でのオマージュ作品となります。

そして、圧倒的に面白いのが、

三谷さんの『12人の優しい日本人』です。

会話劇の集大成ですね〜✨

三谷幸喜作品も、95%部屋から出ません!!

そんなんで面白いの?!と思いますよね!!

それが面白いんですよ〜👀

かなりイニシエの作品ではありますが、

ハリソン山中も出演しておりますよ!!

はい、若き頃のトヨエツ!豊川悦司さんです😁

最もフィジカルで
最もプリミティブで
そして最もフェティッシュな
やり方でいかせていただきます。

私がこの『12人の優しい日本人』をみたのは、

もう26年くらい前です。1999年頃かな。

学生の夏休み中の私は、バイト先の先輩の家に

遊びに行き、ぷかぷか当時はタバコ吸ってました。時代です。

ちょっとハリウッド感強いねw
もっと和な感じの1LDK想像してね!


テレビをザッピングしてましたら

先輩が、『あ、これ超面白いんだよ!!』って

まだ始まって間もない頃だったと思います。

先輩の解説は『これ殆ど部屋から出ないで

ここだけなんだよ』的な解説のみでした。

先輩はかなりはっちゃけた人でいつも私を笑わせてくれる

人だったので、本当に面白いのかなぁと思いつつも、

この人が上げ〜なテンションで言うんだから

さぞかし面白いんだろうと、

ぼーっとみてたらもういつの間にかハマって、

2人でケラケラゲラゲラ笑いながら観てました。

夜中の1時から3時頃だったと思います。

もうずっと会ってない先輩ですが、とても良い思い出です。

今思えば、先輩は黙って観てれば絶対に面白さが分かるって

自信があったから、

あまり余計なことは割愛したんでしょうね。


余計な事は考えず三谷幸喜さんを信じて、

ご覧になって下さい!時代は古いけど、

あまり左右されない作品なので、

観やすいと思いますよ。

民主主義の多数決の危険性も学べます。

マイノリティーが正しい事が世の常なのですが、

99%と言っていいほどに皆さん流されてます。

そう、流されてる方が楽だからです。

流される。それはほぼ思考の放棄です。

本当の多数決の意義は、

少数派の意見を尊重するという事。

さて、あなたはどんなタイプの日本人でしょうか。

あなたも13人目の優しい日本人になれるのか、

それでは行ってらっしゃいませ!

今ならアマプラで観れますよ。

それではまた。


【追加情報】
こんなのありました↓↓↓知らんかったーー!!

https://12nin-online.jimdofree.com/


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追究くん
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