やれることはやる、できないことはできないと言う、当たり前だけどとても大事なこと

日本の障害者、一概には言いませんが、何もしなくても周りがしてくれるという安心感なのか、自己主張をしない人が多い気がします。

「これ、絶対にできるよね??」

と思うようなこともやってもらったり、自分からやらなかったりと、ん〜。
それで、障害者の権利がなんだかんだってをいうのはなんだかなぁと思います。(たぶん、障害者の権利とかいうのはその周りの障害者のサポートをしている人がいうのだと思いますが)

私は、保育園から今まで、健常者の世界で生きてきたのですが、やはり、やってもらおうと思えば、やってもらえた環境だったと思います。

「障害者だから」「やってやらないとかわいそう」

と言われてたかもしれませんね。しかしながら、私は、できることをとりあげられることがとても嫌いでした。というか、同じ土俵で生きているのだから同じように扱ってほしいと。
背が高い人、低い人、痩せている人、太っている人みたいに、

”ただ”手が短い人

と思ってほしい気持ちがありました。健常者でも体のことで不都合なことがあります。それと同じぐらいに障害者でも扱うことが当たり前になってほしいと。

ですので、私は、できることはできるから、できないときは手伝ってほしいというサインを出し続けていきました。

今では、「そういや障害者だったわ」ぐらいに思ってもらえてるようにはなりました。

最近思うことですが、障害者だからといってできないことが少なくなったのかなと思います。テクノロジーの進歩で音声入力や、体の動作をサポートする機械、PCのみで完結する仕事などが出てきています。できることが昔より大幅に増えていると思います。

もちろん、それでもできないことはできないので、できないとしっかりと言うこと、そしてできることを精一杯にやること。当たり前だけど大事なことです。

それではまた。


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