パラリンピックが東京でやるわけですが・・・
2020年東京でパラリンピックが行われます。
障害者に対してのアレルギー感は私の感覚としては10年前に比べてだいぶなくなってきましたが、様々な方からのお話を聞くとまだまだみたいです。
私は仕事で海外へ行くことが多く、海外の障害者の対応ってどんなものかなとそこを注視して見ることがあります。
タイのパタヤへ行った時ですが、車椅子の方が道の段差で困っていることがありました。私は道を挟んだところにいたので手伝おうと思っても、車通りが激しく、助けるのに1分以上はかかるなと思ったのですが、すぐさま、近くの数人が、手伝っていました。そして、何事もなかったかのように日常が流れていました。
これを見て、日本の目指すところはここだなと。できない人を見たら、助ける、お礼も言わせないスピードで助けた人たちは日常に戻る、「当たり前だよ」と言わんばかりのスピードで。
こうしたことで世の中ってもっと生きやすくなるのかなと思いました。別に障害者に限ったことでは無くて、健常者の世界でもできないことはあると思います。でも、できる人がぱっとやってくれるだけでその人は助かるわけです。そして、お礼も言わせないスピードで日常に戻れば、その恩を誰かが困った時に返せばいいのだと思うのです。
恩を返すのではなく、恩を回す
パラリンピックのレガシーはまさにこれだと思います。障害者、健常者関係なく、男女、人種の違いも関係なく。
こうなれば、日本はもっと住みやすい国になって行くと思います。
それではまた。