[企業決算分析]セレス(3696)
こんばんは
さて、今回は企業決算分析第一弾です。
私の投資先であるセレスについて2/10に決算発表しているので分析してみます
1.投資のきっかけ
元々この企業に投資を始めたのは仮想通貨に興味があり、仮想通貨取引所であるビットバンクにセレスが投資をしており(持分法適用関連会社として23.6%保有)、将来性を感じて投資をしました
2.セレス社とは
大きく下記の2つがあり②が仮想通貨関連の事業も含まれます
①モバイルサービス事業
②フィナンシャルサービス事業
①はインターネットマーケティング関連ですが、ここ最近注目されているのは一番上にあるMoppyサービスで馴染みがある方もいるかもしれません。
ポイ活といってこのアプリを介してインタネットショッピング等を利用するとプラスでポイントが得られるサービスです
3.決算前に発表された業績予想の修正‥
決算内容を見る前に、決算発表前の2/7に22年度の業績予想の修正がありました。。
一言でいうと「Moppy事業とかは業績よくて売上増えたけど、ビットバンク社の仮想通貨が下落して特別損失計上した」とのこと‥確かに仮想通貨は下落基調ではあるので納得‥純利益40百万円はなんとか黒字になるよう頑張りましたとひしひし感じます。。
4.直近株価の推移
セレスの丁度赤矢印の所が2/7の業績予想の翌日です
そこから続伸しています。悪材料にも見える業績予想開示にも関わらずなぜ伸びたのか‥これが株式の面白いところで、個人的な見解ですが「22年度は会社予想より悪くなるのは分かっていた、来年度はしっかり収益上げてくれるだろう」という思惑が働いたのだと思います。
昨年度も2月決算で来年度の業績予想を会社が出しており、2/10に向かって期待が膨らみ上げてきたのだと思います
5.決算発表内容
2/7に22年度の業績修正は出されているので、2/10は23年度の会社予想がどの程度の数字になるかが注目でしたのでその部分についてです。
当期純利益予想は22年度比+1616.5%の800百万円ですね。株価が続伸したのも納得です。
6.業績急回復の要因
ポイントは2点かと思います
①ポイ活のMoppy(ここではカタカナ)の会員増が見込まれ増収が期待できること
②ビットバンク(BBと訳されている)社の持ち分法損益がゼロ程度で想定されていること
①はやはり今色々と値上げラッシュのインフレの中、少しでも家計の足しになればとポイ活のようなサービス利用者が増えているのかもしれません、この状況は暫く続と思われるので期待はできるかもしれません。
余談ですが個人的にはふるさと納税をこのMoppyを介すと結構ポイント稼げたので私も今年も利用すると思います。
②ですが、これは仮想通貨の価格動向に左右されるので、今後の仮想通貨の変動が大きくあったら、セレスの株価にも影響を引き続き与えることになるかもしれません。
7.まとめ
決算内容は簡単ですが以上となります
2/10の夜間取引(PTS)では終値1207円に対して1210円とほぼ変わらずでしたので、2/13の株価は注目です。2/8~10の急伸である程度は23年度予想は織り込みしているかもしれません。
当初仮想通貨の将来性を見込んで投資していたのですが、Moppyに少し救われてます‥。引き続き注目していきたい銘柄です
次回また自身が投資している銘柄について書ければと思います。
スキが励みになりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
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