【センプルカップ】【振り返り】上位7機と隠れ優良モーター6機

 G1尼崎周年センプルカップの準優勝戦まで終了しました。初のモーター分析でしたので、反省備忘録を残します。逃げも隠れもせず、自己判定甘めで。事前モーター分析はこちら↓
【センプルカップ】上位7機評価と隠れ優良モーター6機

◎上位7機の振り返り

①17号機 ⇒川上 剛
信頼度:★★★★★(上位機1位推奨)
戦前評価:公式2連対率1位。トータル、近5節ともに2連対率1位。差し率・まくり率も上位。乗り手A1級率は45位と乗り手に恵まれた感もなく(A2級にはよく乗られているが)、文句なしのエースモーター。

振り返り:文句なしの最下位!文句なしのエースモーター!コメントはありません。すみませんでした。何が信頼度★5つじゃ。すみませんでした。


②14号機 ⇒徳増 秀樹
信頼度:★★★★☆(上位機2位推奨)
戦前評価:公式2連対率2位。トータル2連対率2位、まくり率1位。近5節の成績はイマイチ。しかし、これは乗り手が全てB1だったことによるもの。足落ちがないかだけ初日の気配で確認したい。

振り返り:得点率同率22位、準優進出ならず。2日目のドリームでは、4カドから豪快なまくりで4万舟を提供。2日目コメント抜粋「伸びで下がることはないが、ペラが合っていない」近節乗り手に恵まれず、ペラが合わなくなっていたのかもしれない。徳増14号機で準優進出ならずとは思わなかったが、まくりで4万舟提供と一矢は報いた。


③13号機 ⇒武田 光史
信頼度:★★★☆☆
戦前評価:公式2連対率3位。勝率・2連対率は上位2機に及ばないものの3連対率まで広げると1位(70.1%)。紐には入れておきたい一機。ただ乗り手に恵まれていた点には注意したい。

振り返り:得点率ブービー!紐には入れておきたい一機!一度も紐にならず!コメントはありません。


④7号機 ⇒寺田 祥
信頼度:★★☆☆☆
戦前評価:公式2連対率4位。独自データでは特筆すべき数値なし。近5節中3節で準優出(前節は、A2茶谷信次が1号艇準優出・優出)。差し率・まくり率ともに低調。紐で買うべき一機か。

振り返り:得点率同率8位、準優4枠4着。1号艇以外での勝利はなく、着を稼いでのこの結果。概ね、戦前評価通り。信頼度を★2としていた点のみ、やや後悔。


⑤8号機 ⇒上野 真之介
信頼度:★☆☆☆☆
戦前評価:公式2連対率5位。乗り手A1級率3位かつA級率2位と乗り手に恵まれた印象。人気するようであれば嫌いたい。

振り返り:得点率同率4位、準優2枠3着。4カドまくり1着に堅実なレースを見せた。大外れ。前節まで乗り手に恵まれていたからといって軽視するのではなく、もう少し中身を精査する必要があることを実感。


⑥48号機 ⇒山崎 郡
信頼度:★★☆☆☆
戦前評価:公式2連対率6位。乗り手A2級率1位と若干乗り手に恵まれた印象。逃げ率・まくり率は上位であるものの、差し率は低調。出足が求められる展開では嫌いたい。

振り返り:得点率同率15位、準優6枠5着。コメント特になし。


⑦11号機 ⇒三井所 尊春
信頼度:★★★☆☆
戦前評価:公式2連対率7位。乗り手に恵まれた印象はない。48号機同様、逃げ率・まくり率は上位であるものの、差し率は低調。また、3連対率まで広げると数値は低く、ピンかパーか一撃の一機か。

振り返り:得点率同率12位、準優4枠6着。3コース・6コースでのまくりに加え、抜かれ負けを除くと3着1回のみと完全にピンかパーか一撃の一機だった。完璧。

◎隠れ優良モーター

①31号機(24位) ⇒一宮 俊弘
おすすめ度:★★★★★
戦前評価:まくり率がトータル・近5節ともに2位。どこかで一撃が炸裂する予感。

振り返り:得点率同率41位。最終日4コースまくり差しでギリ面目躍如か。一撃と言えるほどの配当ではないが。おすすめ度★5では全然なかった


②36号機(15位) ⇒高野 哲史
おすすめ度:★★★★☆
戦前評価:逃げ率・差し率が高水準。内枠時に信頼して買いたい一機。

振り返り:得点率同率33位。コメント特になし。内枠時に大飛びしなかったのが唯一の救い。おすすめ度★4では全然なかった


③16号機(19位) ⇒白石 健
おすすめ度:★★★★☆
戦前評価:トータル成績は差し率のみ優秀だったが、近5節は差し率・まくり率ともに上々であり、上がり目の一機か。

振り返り:得点率同率36位。コメント特になし。全然上がり目の一機でなし、おすすめ度★4では全然なし


④51号機(31位) ⇒篠崎 元志
おすすめ度:★★★☆☆
戦前評価:前節B1優出、前々節B1準優出。

振り返り:得点率同率8位、準優3枠6着。乗り手の力は当然だが、B1で優出した実績があるモーターは中堅以上はあると言えるのではないか。次に繋がる結果。


⑤58号機(46位) ⇒魚谷 智之
おすすめ度:★★★☆☆
戦前評価:3節前優勝。近5節中3節で準優出。

振り返り:得点率同率22位。コメント特になし。


⑥37号機(10位) ⇒近江 翔吾
おすすめ度:★★☆☆☆
戦前評価:前節優勝。4節前B1優出。

振り返り:得点率同率15位、準優5枠4着。コメント特になし。


⑦56号機 ⇒丸野一樹
おすすめ度:★★★★☆
戦前評価:トータル1着率4位、差し率1位。近5節は若干乗り手に恵まれた感があるが、3連対率1位(1着率・2連対率2位)、捲り率1位と機力は間違いなしか。

振り返り:得点率1位、優勝戦1枠。怒涛のピンラッシュでシリーズリーダーに。高評価モーター唯一にして最高の結果

◎まとめ

 初めてのモーター分析は、上位推奨2機とおすすめモーター推奨3機の予選落ちに上位低評価2機の上位通過と大ハズレは大いにありました。
しかし、三井所11号機・徳増14号機のまくり一撃、丸野56号機のシリーズリーダー等、光る評価はあったと自分では思っております。

 やや言い訳がましくなりますが、G1でA1選手が揃ったとはいえ、その中でも腕はピンキリだということもまざまざと理解できました。
低評判モーターを持ち直しいつの間にか上位にいる超A級選手、上位機を宝の持ち腐れにしてしまうA級選手。仮に峰17号機だったらというのは考えてしまいます。

 モーターと人の割合は、競馬のそれの逆ぐらいだと考えております。やはり、結果は乗り手に大きく左右されてしまいますが、今回の結果を通して、モーター分析は2連対率だけでは見えないものが露わになり、必ず回収率向上のヒントを与えてくれるものであると確信しました。(中でも三井所11号機の評価はこの分析の手応えを掴むものでした。レースは水物、乗り手もそれぞれ、単なる偶然かもしれませんが)

 今回の分析は自分の中でお試し版でしたが、今後も皆様の予想に少しでも役立つような情報を提供できるようアップデートを重ねてまいりますので、フォロー、お気に入り等していただけると嬉しいです。

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