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「最高の自己分析」「面接必勝法」まじでこんなのに騙されないでくれ

お疲れ様です。
藤井です。

話は変わりますが、
「だれでもできる!副業で月収100万円!必勝法!詳しくはこちら!」
みたいなうさん臭いTwitterのアカウントとか迷惑メールって信じる人いるんですかね。やっぱ一定数騙されちゃうんですかね。
あれ、なんか似た話が就活業界であるような気がするな。

早速就活業界の闇に果敢に飛び込んでいきたいと思います。
どうか会社やリク○ートにバレませんように。

①「じぶんらしさ」をやたら出させたがるのに
 なぜか「方法」にこだわる就活業界


就活という世界では、やれ自分の個性を出せだの、自分の特技や武器を見つけろだの、自分と相性の良い最高の会社を見つけようだの、
様々なことをやんややんや口やかましくお伝えされる機会が多いと思います。

のくせにですよ?
「最高に伝わる自己PRの書き方」
とか、
「99.9%受かるESの書き方」
とか、
挙げ句の果てには
「適切な自己分析のやり方!これで自分のことを丸裸にしよう」
「面接ではこうしろ!必勝法を伝授」
「内定の取り方!攻略法!大手はこれだ!」

みたいなワードが溢れかえってますよね。すげえ。
是非とも参考にしたいところです。

いやちょっとまてよと。

「じぶんらしさ」を見つけて・出して、自分に合った会社に入ろうって
それっぽい事を述べておきながら、
何故か就活業界にはこのような方法論が溢れかえっています。
気付いてました?

②「目的」あっての「手段」


自己分析かぁ…やっぱ必要らしいからやらんとな…
面接での逆質問は私会社詳しいよアピールしないとな…

エトセトラ。いつの間にか必ずやらなければならない就活の必須条件と考えていませんか?

それらは、就活を円滑に行える可能性を秘めた「手段」です。
「手段」は、「目的=就活の成功」の為に必要なのであれば採用する、というプロセスで判断されうるもの、のはずです。
自分の就活において必要だと判断すればそれは必要ですが、
必要と判断しないのであればそれは必要ないのです。

更に言うと
自己分析を含むあらゆる就活の手法を取り入れるかどうかは、
自分の就活流儀にマッチしているかどうかが判断軸であり、
「これはこう!だからやるべき!」
という一般論的な理由は当てはまらない。

と考えています。

やったほうが良い、やらないといけない、みんなやっている
そんなことを言われて何となく「手段」をやっていませんでしたか?

色々悪影響はありますが、一番ヤベェなと思うのは

「手段の目的化」

こいつです。こいつはマジでクセモノ。

③「手段の目的化」って何が悪いんですかぁ?

「手段の目的化」というのはそもそも何ぞや? 

手段の目的化とは、もともと、ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、その手段を実行すること自体が目的化してしまうこと。

グロービス経営大学院 MBA用語集より

だそうです。
例えば筋トレが良く例に挙げらます。
健康増進や、モテたい為に筋トレを始めた。しかし、やっているうちにどんどん楽しくなっちゃって高負荷トレや無理な方法、お薬などに手を出してしまい、逆に体を壊してしまう。

本末転倒ってやつですね。

就活に例えると、
「就活の成功=本来の目的」
「自己分析=手段」
とすると、
「自分探しが上手くいかず、見つけた能力も納得がいかず、
就活も思い通りにいかない=手段の目的化」

なんかが分かりやすいですね。
自己分析の結果が納得いかない、というモヤモヤは
自己分析が足りていない、やり方が違うから
だったんでしょうか?
違うかもしれませんね。

この段階で行き詰っている人は手段の目的化が起こっています。

成功すると言われている、周りがやっている、
必要だとアドバイスを受けた

それは自分の目的=就活成功のためにその手段を採用した、
と本当に言えるのでしょうか?
そうでないのであれば、
自己分析を手段として取り組む段階からすべてが失敗しています。

「最高の自己分析」「面接必勝法」というのは、
その人にとっては正解の方法なんでしょう。

ではあなたはどうですか?

考えたことありますか?

そもそも、自分にとって必要かどうかの判断軸ありますか?

そんな軸が持てるような目標設定って出来てますか?

心当たりのある人、今からでも遅くないので急いで振り出しに戻ってください。

じゃあどうすればいいんだよ~

はい、私がサポートします。せこっ!

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