「就活業界」ってなんか気持ち悪くないですか?
お疲れ様です。
藤井です。最近開脚マシーンを買いました。
目指すは180度開脚。
閑話休題。まだ何も話してないのに。
①就活業界って気持ち悪くないですか?
私、凄く嫌いなんですよ就活業界。
すみません、急にぶっこみました。閉じないでください。なのに私、就活支援とかやってるので
意味わかんなくて混乱しちゃうかもしれませんが。
就活を始めようと思った時のことを思い出してください。
就活について何も知らない、わからない、まずは情報収集。
じゃあどうすれば?って検索しますよね。
そこからあなたの就職活動は始まったと言えるでしょう。
同時に、晴れて就活業界の商品に仲間入りです。
じゃあ藤井、就活生の気分になって就活業界に飛び込んでみたいと思います。
②「就活 やり方」でググってみっか~
「就活 やり方」で検索してみましょう。
すごいな…少し探しただけで最高そうな情報が見つかりました。
将来も安泰です。
ご愛読いただきありがとうございました。
て、なりますか?(ページ閉じないでくださいね)
こんな情報は探したらいくらでも出てきます。
しかしながら、いろいろ疑問が出てきます。
ここで就活業界の誤ったロジックに気づくべきです。
③なんでみんな就活成功してないの?
あれ、何故社会は就活成功した人で溢れてないの?
本当にベストな会社にみんなが入れたら、
多少競争はあるとはいえ収まる所にみんな収まっていく。
みんなは幸せに働く事が出来る。社会は幸せに回る。
では現実は?
入社3年後の退職率は3割を超えています。
就活における就活生と企業のミスマッチはもはや重大な社会問題です。
日本社会にとってはミスマッチは多大なる人材のロスであり、
早急に解決されるべき事案です。
Twitterで「仕事 辛い」と検索すると悲痛な叫びを見ることが出来ます。
しかも、秒単位で。残念ながら。
さて、彼らは就活に成功したのでしょうか。
そういう統計はありませんが、客観的にはそうとは言えないでしょう。
そうか、「就活 やり方」と検索しなかったんでしょうね。
本人が悪いんだ。
やっぱり「就活 やり方」で検索して今から対策頑張んないと。
じゃあ解散。
て、なりますか?(ページ閉じないでください)
④「就活に失敗する方法」って、知ってます?
恐らく就活に失敗した人たちも、
最初の入り口は「就活 やり方」みたいな所から
探っていったんじゃないでしょうか?
もしくは先輩やアドバイザーからの助言とか。
ページ閉じないでくれてありがとうございます。
じゃあなぜ失敗したんでしょう?
就活は
成功者と失敗者に分かれていることが分かると思います。
成功者は、例えば
Ma○cherとかでアドバイスをしてくれるようなOB/OG各位
とかね。自信満々です、彼らは。
成功者と失敗者に分かれるということは、就活には
就活に成功する方法
と
就活に失敗してしまう方法
があるのでしょうね。
「就活に成功する方法」というのは、
自信満々で聞かれるのを待っているOB/OGさんや
アドバイザーさんが沢山いらっしゃるので
聴くことは容易いでしょう。
※超重要な事を言います。
他人の成功体験は自分の成功方法では断じてない。
なぜならば、「成功者のロジック」は人によって変わります。
なので学んでも、それが自分に使えるかどうかは
自分の判断軸によって委ねられるわけです。
参考にはなるが、答えではない。ということです。
(詳しくはまた別のnote投稿します)
就活に失敗したプロセスはどうでしょうか。
ある程度の共通点があり、それは自分にも当てはまると思いませんか?
その理由は分かりますか?わかってほしい。わからなかったら聞いてくれ。
ただ残念ながら、
就活に失敗してしまう方法
知ってます?
例えばですが、就活に失敗した人がMa〇cherで自信満々で自分の失敗談を語っている、なんてあるでしょうか。
まぁーあんまり見かけないんじゃないかと。
この就活に失敗してしまう方法、かなり大事なはず。
ただしなかなか話したがる人はいない。
成功者と失敗者の割合ってどうなっていると思いますか?
ちょうど5:5ぐらいかな?
いやもっと日本幸せになってるだろそうだったら。
実態は、すこしの成功者と多くの失敗者で構成されている事でしょう。
成功者ばかり前に立っているので気づかない問題です。
これを正常性バイアスと言います。検索検索ぅ!
困ったもんだ。どうします?
④何もわからない不安な就活生に付け込む存在、
就活業界。
とはいえ、おそらくほとんどの方が、
外部の情報を仕入れる所から就活スタートしているはずです。
(ex.先輩、社会人、就活アドバイザー、内定者、OB/OG等…)
何故ならば、何も知らない世界だから。
今まで学生生活で鼻水垂らしながら外を走り回っていた学生が、
急に背広を着てお世話になっております〜などと
のたまわないといけなくなるのです。
それは焦りますよね、不安にもなります。
ただ、私はその外部の情報が限りなく問題であると感じています。
この就活業界という汚染された環境が作り上げたものに他ならないと考えます。
OB/OG各位や諸先輩方、気分を悪くしないでください。
あなたたちに悪意はないはず。
あなた達は優秀過ぎたので成功者のロジックを無意識のうちに
自分なりに解釈する能力を持ってたのです。
問題なのは就活業界です。
何故か問題だと感じるのか。以下の3点です。
「成功」としたという判断軸は人によって異なる。
その人が「成功」したと言っているそれは、
「その人の正攻法」であって「あなたの正攻法」ではない。
しかしながら、「正攻法」という一般化された語り方をしてしまう。「手法」が「目的」にすり替わる。
これらの問題が、就活業界が気持ち悪いと思う最大の理由です。
⑤なぜ私は就活業界が嫌いなのか。
暗い話ばかりで申し訳ありません。
ちなみに、私の開脚進捗としては現段階で90度しか開脚できません。
180度までの道のりは遠い。
これが本当の閑話休題。
はい、ようやく本題です。
なぜ私は就活業界のことが嫌いなのか。
就活で考えるべきなのは、
自分の将来を考えた時に社会人一発目の会社としてどこに入ればいいのかな
だと私は思うんですよね。これはあくまで持論です。
これが私の就活を行う目的としましょう。
その目的に対して、いろんな人から教えてもらえる「正攻法」って、
あなたにとっての「正攻法」とは限らないはずなのです。
ポケモンをやろうとしているのに、スマブラの心得を伝えられても困りますよね。(例え上手いですか?例え上手いですか!?)
なのに、これをやれば受かる、内定、幸せ。
そんな風に結びつけている事が許せない。なぜならば就活生は騙されやすいんです、何もわからなくて不安な状態だから。
そんな状態に付け込むの最悪ですよ。
そして一番最悪な事は、無責任な事です。
色々正攻法を教えてもらって就活を頑張った就活生。
しかしながら内定はもらえなかった。
仕方ないので、自分の意思に反して数少ない内定先から入社先を選んだ。
入った会社が自分にとっては合わない場所だった。
大事な大事な最初の会社を、泣く泣く辞めてしまった。
私だったらアドバイスをした学生がそのような状態になったらとてもまともな精神状態ではいられません。
しかし、就活を失敗したと言われる学生を生み出しているのは「就活業界」なんです。気づいてください。
一番嫌いだったのは、
「学生の就活支援団体」
です。
内定しか貰ってないくせになーにを偉そうに
社会や就活を語ってんだこいつら、と思っていました。
しかし、今考えると彼らの一部は被害者だったと思います。
そんな学生の就活支援団体に所属していた人たちが、入社先をすぐに退職してしまったり、仕事をしなくなってしまったりした姿を見てきたからです。
気づいたあなたは、何をするべきか考えてください。
就活業界を上手く使う側の人間になるか、就活業界に踊らされるのか。
あおっているように見えますが冗談ではありません。
一緒に考えましょう。
そして私の180度開脚達成を応援してください。