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たった45日でフォロワー130万人増加!「TikTok LIVEは人生です」と語るTikTok LIVEクリエイター・さとゆインタビュー

TikTok LIVEを中心に活躍するTikTok LIVE クリエイターをご紹介するTikTok LIVE クリエイター インタビュー。第1弾はたった45日でフォロワーを130万人増やした、さとゆ(@SATOYU(^↓^)地上最強)に話を聞きました。

インタビュー当日、灰色のスーツに身を包み颯爽と向かってきたさとゆ。ミステリアスな雰囲気を醸し出し、見た目のクールさとのギャップを感じさせる親しみやすい笑顔が特徴的です。

やってみることが大切。小さな一歩が全ての始まり


物事には必ず始まりがあると思いますが、どうしてTikTok LIVEを始めようと思ったのですか?

TikTokでLIVEが始まった時点で、やってみようと思って始めました。最初はトークをして、声真似のリクエストをいただいてそれに応えていく感じでした。低い声が得意なので、サザエさんのアナゴさんとか、「フグ田くーん
」とか言いながら返したり。リクエストが結構いっぱい来てたんです。

TikTok LIVEに関してはカジュアルな始まりだったのですね。特技を活かす考えは流石ですが、今のさとゆの代表コンテンツ「月歩」とは若干違うような気もします。

現在のコンテンツ形式になるまでのプロセスを教えていただけますか?

TikTok LIVEで配信を始めた最初の方はコスプレはせず、視聴者に対してトークをする感じだったんですけど、夏絵ココさんが現れて「あっ」ってすごい衝撃を受けたんです。「こんな配信があるんだ」って。「無言配信」というものを見て、すごいインパクトと衝撃を受けて、なんか僕もやりたいなと思い、自分のインスパイアキャラクターを配信直後に考えました。キャンプ用のモフモフのクッションカバーみたいなのを加工して、それをすぽって首に入れて、髭描いて、腕を組んで、原始人みたいなワイルドな感じのキャラクター。夏絵ココさんは可愛い、魔法使いみたいなキャラクターに対して、僕は毛むくじゃらの大男みたいな。夏絵ココさんの配信にかなりインスパイアされたんですよね。それで、NPCっていう原始人みたいなキャラクターを作ったんです。NPC以外に、10種類以上キャラクターを作っていてて、その中の一つが今のこのキャラクターだったんです。それで海外のTikTokのトレンドで、その場歩きというものがあったのでやってみました。最初は動画を投稿しただけだったんですけど「これTikTok LIVEでやったらどう?」って妻に言われてやったらガッツリウケたっていう流れです。

なんと、今のさとゆになるまで10以上ものキャラクターを試していたとは、すごい行動力と継続力ですね。そして、奥さんのアドバイスを取り入れたのも、バズに繋がった鍵なのかもしれないですね。

そうですね。奥さんももちろんそうですし、他の方のアドバイスも取り入れました。最初歩くコンテンツを出した時ってTシャツ1枚でやってたんですよ。そしたらその動画に「おしゃれしてやったらウケるんじゃないの?」ってコメントがあって、たまたまそのコメントを見た日が映画試写会のMCの仕事後でスーツ着てたんですよ。じゃあこれで撮っちゃおうかってすぐ動画撮って、音楽に合わせて歩いたら、その動画がすごいバズって。コメントが無かったらスーツ着て撮影なんてしなかったですよ。それで、これをTikTok LIVEでやってみたらって妻がアドバイスをくれてたんですね。その三つのことが重なって僕のターニングポイントとなったんです。たまたまMCをやったって言うのと、「おしゃれしてみたら?」ってコメントが来たって言うのと、妻が「TikTok LIVEでやったら?」というアドバイスをくれたと言う。

一周回って、「重要なものは自分の中にあった」と気が付いた


そして、そのターニングポイントの「月歩」でメガバズを起こしたさとゆ。
バズった瞬間の気持ちはどうでしたか?

「キターーー!」って言う感じでした。実はそれまでずっと悩んでたんですよ。TikTokの方にもたくさん相談させていただいて。正直やっぱり夏絵ココさんのインスパイアキャラクターって、なんて言うんすかね…自分で作ったキャラなんですけど、どうしても自分の中で自分が産んだものではない。「無言配信」は夏絵ココさんが作ったもので、僕が作ったものじゃないし、納得できないとこがあったんですよね。それでこの「月歩」が生まれて、やっと、やっとですよね。本当、泣くほど嬉しかったです。 「月歩」に出会うまでずっと探ってて、何が世間に受けるんだろうって、そしたら結局自分の中にあったものだったんです。僕はちょっと「中二病」っていうんですかね、本当はカッコつけたいし、悪役が好きなんです。「月歩」は僕の中の集大成なんです。声もそうだし、表情とか動きもそう。一周回って自分に戻ったって感じなんです。結局自分の中のもので良かったんだって。だから、本当に嬉しかったです。本当に嬉しかった。

初めてのメガバズについて話すさとゆの、少年のようなキラキラした目から、その瞬間がどれだけ嬉しかったかが伝わってきました。

バズってから、私生活に何か変化はありましたか?

とにかく毎日楽しいですよね。めちゃくちゃ楽しいです。車とか服とか、実際の物の満足感ってどうしても消えちゃうじゃないですか。だけど、自分の中で生まれた「もの」って愛着が持てる。可愛いんですよ、この「月歩」が。だから本当毎日楽しいです。

TikTok LIVEを始める前後で収入の変化はありましたか?

ありがたいことに、ナレーションやMCなど声のお仕事にも繋がり
倍以上になりました。TikTok LIVEを始めて良かった!もう、天職です!

僕がすごいんじゃなくて、妻がすごいんです


そしてさとゆは現在、サラリーマンを辞めてTikTokに集中しています。
その覚悟はどこから来たのでしょうか?

「こんなに沢山の人に見てもらえるんだ。だったらこれで突っ走った方がいいな。」という考えでした。運良く会社を辞めた後も収入面では困った事がなく…というのも僕の妻がすごい仕事ができるんです。僕がないところを持っているんです。僕が辞めた後も、妻が在宅で動画編集をやったりとか貿易をやったりとか、本当優秀です。僕がすごいんじゃなくて、妻がすごいんです。僕は運が良かっただけなんです。一人だったらどうしたらいいかわからないことも多くて、潰れていると思います。支えてくれる妻がいたのどうにかなったことが多くあり、本当にありがたいです。そして、逆に僕はサラリーマン時代の方が不安が多かったです。今は結構リスク取ってるように見えるかもしれないですが、心の余裕は半端ないです。大丈夫だって思える。例えると、海入るのが怖かったけど潜ってみると意外と怖くなくてすごく綺麗だったって感じですね。これからの将来考えてやってるかっていうと違いますけど、やっぱ感覚ですね。大丈夫だっていう。

海外ではウケると、なんとなく思っていた

さとゆのもう一つの特徴は、英語のコメントがかなり多いことです。

全体的にみるとフォロワーは海外の人の方が多いです。やはり日本のアニメが浸透してるというのが大きいと思います。僕はLIVE配信の時にも様々なアニメキャラクターの声マネをするんですが、やっぱり海外の人も結構知ってるんです。そもそも、声真似とかは海外の人も楽しめる内容だと思ってたんです。海外で見てもらえるチャンスがあればウケるかもしれないって頭の片隅にあったんです。

言葉の壁を超えたパフォーマンスと、日本の強みのアニメがマッチした、グローバルで唯一無二なエンターテイメントがさとゆのLIVEルームに人を惹きつけたのでした。スマホ一つで世界へ進出は、夢じゃありません。

「終わった。」と思う時こそ、諦めない


メガバズに海外進出、絶好調のさとゆがLIVE配信で直面した壁はありますか?

夏絵ココさんとコラボしてバズった僕、さとゆ。その後LIVE配信の同時視聴者数が1万人まで行きました。それが数ヶ月続いて、結構有名じゃんみたいな気持ちなったんですけど、徐々に同時視聴者数が減って、100人以下になりました。1万人から100人以下まで。落差がすごかったです。しかもそれがちょうど会社を辞めた時だったのです。「終わった。」って思いました。絶望でした。でも、諦めなかったです。TikTokの方にも相談しました。そして、ちょっとづつ変化を入れながらTikTok LIVEで配信を続けました。バンダナをつけてみたり、腕輪してみたり、背景を変えてみたり、音楽を変えてみたり。やっぱ数を打つしかないんですよね。その中で、「あぁこれか!」ってなるまで継続してやるしかないんです。配信は1日2時間以上はやって、しかも配信中ずっと動いて汗をたくさんかきました。声も枯れるし、動けなくなるくらい毎度の配信に命をかけて全力で。リスナーに「汗だくだよ。」って突っ込まれるくらいでした。そうやって続けて、今は最高同時視聴者数が4万人を超えました。継続と小さな変化が重要だと思っています。そうすると自分も飽きないし、楽しいです。「月歩」ももう2ヶ月くらいやってますけど、黒スーツに変えたり、闇キャラにしたり、小さな変化を加えるたびに自分でも楽しくて鳥肌が立ってくるんです。

昔の「好き」や「楽しい」にヒントがある


さとゆから伸び悩んでるクリエイターやTikTok LIVEを始める人に向けてアドバイスはありますか?

昔の好きだったこととか、すっごい熱中したことを思い出して欲しいです。例えば僕だったら、授業中に落書きが大好きだったんですよ。棒人間描いて自分で戦ってたんですよ。結局そんな感じのストーリーを今、僕はLIVE配信で身体を使ってやってるんです。そういう落書きとか運動とかダンスとか、誰かに言われずに勝手にやっていたことを形にすると楽しめると思っています。しかもそれを映像として出して「いいね」されるって、すげぇ気持ちいいんですよ。昔好きだった自分の中にあるものを、思い出してみてください。

「TikTok LIVEは人生です」

そして最後に、さとゆにとってTikTok LIVEとは?

人生っすね、 TikTok LIFE 。

禁無断転載

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