拡張勇者「アル・デ・バラン」の7話感想

「ない」アニメの話をちょっとだけしたい。
主人公は勇者ロボとかトランスフォーマーみたいな見た目で人語をしゃべるロボ「アル」とどこにでもいる中学生の透(とおる)くんが心を通わせるハートフルロボアニメ。
アルは、拡張パーツたちと合体することで巨大ロボ「アル・デ・バラン」になる。
様々な拡張パーツにより無機物と融合する敵「ストラクチャー」と激しいバトルを繰り広げる。
そんな勇者系ロボアニメの話。

5、6話で街の電波を乗っ取り首都圏を混乱の渦に叩き込んだ東京タワー融合ロボとの激戦を終えたあとの7話、結構見ている人の間だと「日常ギャグ回をなぜ、今?」っていうのが本スレとかツイッターのハッシュタグの感想ツイートで見かけた覚えがあります。
どんな話だったかを簡単に説明すると対ストラクチャー組織「アンブレイカブル」は激戦の後ということもあり、久しぶりの平和を謳歌します。「そんな平和の中で自分に意味があるのか」と平和な世界の中で自分の意味を探すアルは街に飛び出してしまい、そんなアルの事を心配に思った透が探し回る。
アルは、飛び出したは良いものの考えが何もなく河川敷で黄昏れていると突然、近くの橋の下からエレキギターのかき鳴らす音とベースの刻むビートが聞こえてきます。それに近付いていくとエレキギターの男から「お前の中に迷いを感じる。俺たちとバンドをしてその迷いを晴らそうぜ」と誘いを受け、ボーカルとして参加します。
その頃、透は「アルが見つからない」とアンブレイカブルの人に相談したり、連日探しに行ったりの日々。
アルといえば、スタジオでメンバーとバンド練習をし、エレキギターの男の家に泊まり、そして、ついにライブハウスで対バンを行う事になりました!
アルが対バンする事はすぐにネットニュースになり、透やアンブレイカブル職員も知ることに、とりあえずバンドを見に行こうと話になりますが透は「自分がこんなに心配していたのにアルはずっとこんなことをやっていたんだ!」と不貞腐れて聞きにいかない様子。しょうがなくライブ配信している場所を教えて職員みんなは一人にしてあげます。
そして、ライブ当日、アルは、ライブハウスに透が来ているかとちょっと落ち着かない様子。ほかのバンドメンバーも「緊張してるのか、落ち着けよ。お前の歌なら届くはずさ」と声をかけたりしている。透は、自宅の布団に潜り、不貞寝をしようと思うが寝られず、つい教えて貰ったライブ配信を見る。
ライブ配信に映っているアルは、どこか必死で透やアンブレイカブルに対しての感謝や自分のいる意味を見つけるスタートだということを歌っている。
それを聞いた透は、走ってライブハウスへ向かい、ちょうどアルのバンドが終わるときに到着し、透を見つけたアルがポーズを決めた所で無機物と融合する敵「ストラクチャー」の出現警報が届く。アルと透が、目を合わせバンドメンバーに断って出撃。
敵は武道館と融合したストラクチャーで堅牢な守りに力での対抗は厳しいとの通信が入り、新拡張パーツが届く。
前回の戦いで電波などの要素を取り入れた新拡張パーツ、スカイツリーを模したギター「スカイウェーブ」!どんなに堅牢なものだろうと対象の特殊な音波により分子構造を乱し、破壊するというものだ!
それを手にしたアル(アル・デ・バラン)はライブハウスでの楽曲を披露し、見事に敵を打ち倒す。
倒したとき、それをライブハウスのビルの上から見ていた何者か(明らかにシルエットがエレキギターの男)が「それで良い。アル、お前が迷ってしまっては我々が困るのだ…」と意味深な言葉を残して、ビルに解けるようにして消えていく…という引きで女性ボーカルのバラード系のEDに入りました。

書いてて思ったけど、コミカル日常回と思わせて要素詰め込み過ぎじゃないか。
目立つ要素がコミカル過ぎるんだよ。あとEDのクレジットで「???」って久しぶりに見たわ。

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