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新型コロナと働き方改革

新型コロナがもたらしたリモートワーク等の勤務形態の変化は、組織の調整機能そのものも大きく変化させる

 全体を観てみれば、トップダウン型の組織もあれば、太陽系のように幹部を中心に調整をしながら運営している組織、とりわけ大きな会社になると、ある程度の年代までは純粋培養された方々が中心で組織が回るケースもあるかも。いずれにしても、大勢の人達の意見調整(ちょうせい)をする機能、あるいは調整能力の高い人材を抱えておかないと組織がまとまらない事があります。

 調(ちょう)とは、物事の釣り合いがとれる、おもむき、取り調べるetc.の意味です。また、整(せい)は、乱れないようにきちんとそろえるetc.の意味となります。すなわち、調整(ちょうせい)とは、バランスが取れるようにシッカリと整え、正常な状態に戻す行為でしょうか。

 厄介なのは、昨今のコロナ狂想曲が、組織の見直し、働き方改革等に拍車をかけていること。リモートワークの普及がその象徴でしょうか。