立ちはだかる苦境も、未来への扉
人生には、思いもしなかった、僥倖(ぎょうこう)に巡り会うことがあります。
かって、仕事の壁にぶつかっていた時の事。外部への出向の話が二回ありました。
一度目は、今の立場でどう頑張ったら良いのか悩んでいたとき。
二度目は、今のままでは自分は潰れてしまうと悩んでいたとき。
いずれの時も、それを乗り越えた結果、人生の転機となる僥倖(ぎょうこう)に導かれました。僥(ぎょう)とは、願うこと、望むこと。倖(こう)とは、幸せ、思いがけない幸せのこと。僥(ぎょう)と倖(こう)という二つの文字には、にん偏という共通項があります。人との関わりを意味する文字。すなわち、“僥倖“とは、実は人との関わりの中で、思いもかけず、巡り会った幸せの事ではないでしょうか。