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価値感や考え方のぶつかり合い

 世の中には、色々な課題解決のため、会議や会合、打ち合わせなどで、智恵を持ち寄る事が多くあります。その場では、価値感や考え方をぶつけ合い、汗をかくことになります。

 その位、物事に対する人間の理解(りかい)や認識は、千差万別だということですね。理(り)とは、おさめる、すじめ、宇宙の本体etc.の意味があります。宇宙の本体とは、意味深長ですね。次に、解(かい)とは、部分部分にわける、ばらばらになる、わかるようにする、縛り付けていた力を取り除くetc.の意味となります。

 こうした事を考えていくと、理解(りかい)という言葉は、真理を解く・・なんて意味にもなるかもしれません。

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 私達人間は、極めて不完全な存在です。神仏のように完成された人格もなく、いつも心が定まらず、揺れています。

 そんな私達一人一人が、物事の真理を本当に理解するなんて事が出来るはずがない・・と言ってしまえば、それまでです。理解をしようと努めることが私たちに求められる事なのでしょう。何かに対して他人の理解を求める時、相手の目線で真理を追究するような姿勢があれば、意外に、理解を得られることもあるかもしれません。