突然、終止符が打たれた
想定もしていなかった現実を、突然、伝えられた時の驚きと困惑(こんわく)。
どうして驚いたのか。どうして困惑したのか。
“困惑“の困(こん)ですが、苦しむ、動きがとれないこと等の意味。また、惑(わく)は、判断ができないで迷う、まどう、惑わす、また仏教では正道の障りとなるものを意味することもあります。したがって、困惑(こんわく)とは、自分の心が、大きな迷いの中で身動きがとれない状況でしょうか。
いろいろ、些末な心配事に翻弄される日常の、中でも、最も大きな悩みに、突然、終止符が打たれた。その時の、私の心境。いつまで続くのか分からぬ旅のような長い時間、将来にわたって心配を重ねていた私が、その瞬間、困惑しながらもホッとしていた。そんなところでしょうか。
人生、思いがけない事が、時々、起こります。
自分の思い込みもあって、完璧にあきらめていたある事が、現実味をもって目の前に現れる。その驚きたるや、どのように表現したら良いか。最後は結果オーライ、ということであれば、万々歳。