早く閉まるお店に・・・・・
7都道府県の緊急事態宣言が出て、全国に拡大されての週末。昨日は、天気が良かったので、オープンエアでサンドイッチを食べながら外ランチ。今は、テイクアウトをしてくれているお店も多いので、この機会に利用してみたいなと思ってます。
コロナの感染拡大防止で、都内のカスタマーセンターから対応時間の短縮の案内が来ることが増えたし、外を歩くとリアル店舗でも営業時間を短縮の張り紙をたくさんみる様になりました。
7時で閉まるデパート。でも、自分が子供の頃は、そんなもんだったよな・・・とふと思い出しました。9時過ぎまオープンしてくれているお店は少なかった。今は、仕事で帰りが遅くなっても、買い物ができてとてもありがたい。
そういえば、遅くまであちこちの店舗が営業し始めたのはいつからだったろう。一つのお店が遅くまでやっていると、そちらにお客さんが流れるから、みんなだんだん遅くまで営業する様になったのか、遅い時間までの残業の人が増えて、特に一人暮らしや核家族や働くママ達が増えて、それに応えてくれるためのサービス拡大だったのか。24時間営業のコンビニは、今は当たり前の様に見ているけど、当時は物凄い衝撃だった気がします。
生活パターンが朝型の人も夜型の人も色々いるから、それにマッチする時間に稼働してくれているお店があること、こんな中でも必要な食材や日用品を買えることは、とてもありがたいことだと、コロナは改めて感じる機会をくれます。
そして、時間短縮の張り紙をみつつ、それも有りじゃないかとも思わさせてくれます。デパートは昔の様に、7時閉店でも良いのかもしれない。デパ地下だけは、帰りのご飯を買いたい人向けに、ちょっと長めに営業とか、全部じゃなくて、メリハリがあっても良いのかもしれない。
私はお店を営業している側でなく利用者だから、そんな呑気なことを思うのかもしれないけど、いつの間にか、自分の都合の良い時間に相手に対応してほしい、ちょっとの時間も待ちたくないという、みんなの欲を満たすための、営業時間拡大だったのかもしれないなあとも、ふと思いました。
それは、お店だけじゃなくて、デスクワークのサラリーマンの仕事もそうかもしれない。待ってもらえない。以前より、無茶な要求に対しても、レスポンスの速さが求めらえる。短納期で期限が切られる。それを達成するために相手にも求める。そして、遅くまで働く様になる。仕事の帰りが遅いので、遅い時間にお店に行く。遅くまで営業してくれていてありがとうございます、になる。
この時期、当たり前になった光景を、ふと立ち止まって見る時間が増えて面白い。