ヴィンテージと私
家具やインテリア小物にファブリック雑貨、
洋服やアクセサリーまで、身の回りの品や
付き合いの長い私物...
普段、何気なく見たり触れたりする中に
ヴィンテージデザインが沢山混ざっている、と
あらためて気づくのは、
雨の日などに、おうちでまったり寛ぎ
部屋を掃除したり、片付けたりする、ひと時かもしれません。
そもそもヴィンテージ品というのは、
実用目的というよりも、デザインや時を経た貫禄具合に
惚れ込んで手に入れる事が多いので、使うだけでなく
見ているだけで楽しくなる効果があり、
それらとじっくり濃密に対峙できる時間が
雨の日に多いような気がするのです。
50-70年代に作られ、販売された品、もしくはそれ以前に
デザインされたアンティーク品。
それらの年代を意識してオマージュ的にデザインされた
お洋服やアクセサリーなどだって、魅力的。
雨が降り続く日々、淡々と流れていく時間に任せて
ヴィンテージデザインを扱うウェブサイトの
カタログやルックブックを眺めて妄想を膨らませるのも
また、ヴィンテージ好きにとって魔法みたいな時間です。
埃を被っていたオブジェを取り出して愛でたり
壊れるのが嫌で使ってなかった骨董店で手に入れた
カップでゆっくりお茶を淹れてみたり..
昔の写真を見返すことは滅多にないけれど、ヴィンテージを
見ることで、ノスタルジックな時を思い出したり
自分が生まれてもいなかった時代の空気を想像します。
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