40代以上の古着ミックスを成功させる、5つのポイント
私がヨーロッパの古着ブームに乗っかったのは
2019年の終わりごろ..そのころから現在に至るまで
新しくワードローブに加えるアイテムは下着、インナー類を
除いて、大半がユーズド若しくはデッドストック品になりました。
40代以上という年齢を考えて、古着を着る勇気が
出ないという方々も中にはおられると思いますが、
例えば今、ファストファッションの現行品で固めるよりも
今から20年前位までの間に、丁寧な服作りに従事したメーカーの
古着の方が、より格上げして見えることが多いというのが
何枚も古着を集めて着てみた私の個人的な感想です。
とはいえ、ヴィンテージと呼ばれる60-80年代くらいの古着で
固めて全身コーディネイトするというのは
やはり古めかしく見えてしまう危険性があり、
これに躊躇してしまう気持ちも大変よくわかります。
そこで、40代以上でまだまだ個性的なオシャレを
楽しみたい!というご婦人方のために
素敵に古着を取り入れるちょっとしたコツをお話します。
ポイントその① キレイメ
タイトルにありますように、全体をとにかく
キレイメにまとめること。
古着にファストファッションの現行品を混ぜても
良いのですが、その際はカジュアルになり過ぎず
全体的にキレイメなエレガントにまとまるように
意識すると、古着が引き立て役になってくれます。
ポイントその② 今のデザインを意識
昔流行った感が強いデザインの古着を
選ばないこと。
例えば10代~20代の若者が80-90年代に流行った
デザインの古着を取り入れるのは、
敢えてダサカッコ良くしていて好感が持てますが
40代以上の人がそれをするとただの古臭い
人になってしまう恐れがあります。
スタイルのブレない50~70年代風のクラシックな
デザインとか、古着でも今のトレンドにマッチする
アイテムを選ぶと、現行服と合わせても自然に
今っぽくミックスできます。
ポイントその③ 冒険しすぎない
試したことのない奇抜な色柄を
選ばないこと。
サイケな色や個性的な柄モノアイテムは
古着を取り入れる醍醐味のように思えますが
今まで着てみたことのない色柄をいきなり
古着で試すのはハードルが高め…
結局着なくなってしまう可能性大です。
ボーダーやドット、アニマル柄、そんな定番の
パターンが少し進化したデザインとか、
見ていて心地よい色の組み合わせ、好きなモチーフや
既に成功体験がある色柄のアイテムを選ぶことで
古着コーデの素敵な完成度が上がります!
ポイントその④ 着回し力
頭の中で手持ちの服と5パターン以上の
組み合わせを考えてみる。
これは古着に限らず、現行品のお洋服を
選ぶときにも言えることですが、
とくに古着に関しては1点モノが多く
一期一会ということもあり、運命を感じて
衝動的に手に入れることも考えられます。
これで成功することもあるのですが、
少しでもまよったら、頭の中で自分の持ち服との
組み合わせを5パターン以上想像してみて作れたなら、
着回しにも強い味方になってくれること間違いなし!
ワンピースなど単品メインのアイテムなら
靴やバッグなど小物との組み合わせでも大丈夫です。
ポイントその⑤ 年代物は小物で
年代物のアイテムは小物を中心に
さりげなく取り入れる。
冒頭で触れたヴィンテージと呼ばれるような
80年代以前に作られた古着(50-60年代は希少な
ので、手に入れる機会も少ないと思いますが)
は、衣服で取り入れるよりも小物・アクセサリー
で取り入れるのが無難です。
とくに70年代以前の洋服は今とサイズ感も
違っていますし、いかにもなレトロ感が
出てしまうことも。その点、アクセサリーや
小物ならその古っぽさが、こなれたいい風合いに
馴染み、着こなしを盛り上げてくれるのです。
以上5つのポイントを意識するだけで、
古着ミックスは驚く程の効果を得られると思います。
当マガジン内の過去記事でも古着の魅力を
たっぷりお伝えしていますので、興味のあるかたはぜひ!
また当店では、ヨーロッパの多彩な国から買い付けた
キレイメにも着られるユーズド品を厳選してご紹介しています!
宝探し感覚でお気に入りを探してみて下さいね。