ミュージアムへ行くように古着巡りに行こう!
昨今の古着ブームはヨーロッパでも日本でも
目を見張るものがあり、今や多種多様の古着、
ヴィンテージショップが乱立し、
お店を訪れて商品を見るのは、まるで
ありがちなミュージアムを訪れるよりも深い
カルチャーショックを感じることも珍しくないほどです。
それに、ミュージアムで展示されている物品は
触れたり手に入れたりできないけれど
古着ショップや蚤の市の品は、手に取り吟味して
気にいれば自分のモノにすることができます!
またオンラインのショップであれば、
手に取ることは出来なくても、時間帯を気にせず
何度もショップを訪れて、空想して、脳内で
反芻してじっくり選ぶことが可能。
そして商品購入の時と受け取る時、2度の高揚感を
感じられるのが嬉しいメリットです。
時を経たデザインの服や雑貨、小物のお店は
販売されているものとの出会いが、基本的に
一期一会である故に、行くたびに新しい出会いが
待っていることも。
宝物を眺めるだけがミュージアムだとすれば、
宝物を発掘して手に入れるのが、古着屋巡り!
そんな古着屋巡りのミュージアム的魅力を
5つ、挙げてみようと思います。
① 異国や過去の文化を感じられる
輸入古着にはエキゾチックな文化を見て取れ
国内古着でも、過去のカルチャーを
感じ取れるデザインは、まるで服の文化博物館。
わざわざ時間とコストをかけて
海外旅行へ訪れなくても、古着屋さんで
異国気分を味わうことだって可能です。
② 現代とは違う時代のセンスに触れる
海外旅行では空間移動はできるけど
過去に戻ることはできません。
時間を巻き戻したような気分になれるのが
古着ショップや、蚤の市、ヴィンテージマーケット
の中の空気感であったりします。
③ 民族や手仕事の技を見られる
量産品では見られない、丁寧な手仕事
デザインを見つけた時の喜び、
震えるほどの胸の高鳴りは、古着、ヴィンテージ
巡りで味わえる可能性が高いです。
ミュージアムでは遠くから眺めるだけの
芸術的な品が身近で手に取ってみられ、
気に入れば戦利品として購入して
自分だけのものにすることができるのです。
④ 目新しい色や組み合わせを発見する
古着ショップのディスプレイ、古いアイテムの
色遣いなどは、独特のスパイスが効いたモノが多く
見ているだけで感性が磨かれるような気分に
なれたりします。現代の多くの服飾デザイナーが
古着にインスパイアされてクリエイションする
というのも納得です。
⑤ 時を経た風合いに触れる
一朝一夕で決して作れるものでないのが、
布のくたっとした経年の風合いだとか
独特のあの色褪せ具合。
安いペラペラの布地だと、年月を経るまでに
擦り切れたり、伸びたりで着られなくなってしまうけど
経年の風合いを増してなお素敵に着られるのは
元々の素材が上質な証拠です。
普段何気なく立ち寄る古着ショップも
ミュージアムに行くような気分で訪れてみると、
見え方も変わってくるかもしれません。
しかも、日々新しいモノが入荷していたり、
店内の構成が変わっていたりすると
何度行っても、新鮮な気持ちで見られます。
更に店主さん(キュレーター的存在!?)
と雑談することで、思いがけないストーリーを
聞くことが出来たりしますね。
そんな濃厚で充実した時間を過ごせる
古着ショップ巡り、ぜひ!オフラインでは
街に出て楽しみつつ
当店のようなオンラインでも、海外でのお買い物
感覚で、ぜひお楽しみいただけたら幸いです。!