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廃れないスカート丈と選び方
スカート丈、特に40代以降の年齢になると
微妙な丈の違いが、見た目に左右する度合いが高くなり、
たかがスカート丈といえども結構シビアな問題に。
トレンドは常に抑えていたいとも思うけれど、
一般に流行に左右されないスカート丈は、
極端なミニとロング以外の長さと言われています。
例えば「シャネルレングス」と呼ばれる、ふくらはぎが
半分隠れる位の長さ(ココ・シャネルが生前期に女性が一番
エレガントに見える丈として決して変えようとしなかった長さ
なのでこう呼ばれる)のミモレ丈とも呼ばれる
この長さは、確かに流行に左右されておらず、ロングが
流行っている最中でも廃れることなく出回っています。
年齢層もそこまで選ぶことなく、背の高い女性にはもちろん
小柄な女性にもバランスよく(恐らくロング丈よりも!)
見せられる丈と言えるでしょう。
さて、ミニ、ひざ丈(ミディ)、ミモレ、ロング..など
同じ呼び方のスカート丈でも、日本で抱くイメージと
ヨーロッパで呼ばれるそれとは、若干長さの誤差を
感じることが多く、ミディ丈と書かれていたスカートが
思いっきり膝上丈だったり、ミニ丈がマイクロミニだったり
大体は書かれている名称より幾分短いと思っていたら
丁度よいと感じます。
逆に欧米人モデルが着用のスカート写真を見る時は、
自分が着たらはこれより15-20cm位は長く見えるに
違いないと想像してみることにしています。
総合的にいろいろ着てみて、しっくりくる長さを
見つけたら、ずっとその長さに近いものを買うようにしたり
お直しでその長さに近づけたりすると、いつも安心して
着られるスカートが増えてきます。
ミモレ丈やミディ丈のスカートは、トレンドに左右されにくく
小柄さんは、ふんわりシルエットにハイウエストタイプ、
スラリと背の高い大柄さんは、スリットの入ったタイトや
巻きスカート、ボックスシルエットなんかもオススメ。
下半身のボリュームが気になる場合は、プリーツや台形
タイプのスカートが、キレイにカバーしてくれそうです。
スカートから靴までの合間に見えた足の部分は、
タイツや靴下のお洒落が楽しめるので、そういった事で
抜け感が作れるのも、ミディ丈の利点。
一言でミディ丈と言っても、先に述べたシルエットの他に
色柄や素材によってもかなりのバリエがあるので
沢山の楽しみ方が出来るように思います。