レジェンド達の解説(2020/10/5投稿)
2020/10/5 18時 甲子園 〇6-1 讀賣
-高橋遥人投手 プロ初完投、14奪三振、大山選手決勝24号-
ナイスゲーム過ぎて、一方でなぜこれほどのゲーム差と対戦成績なのだろうと逆に虚しくなるくらいでしたね。
今日のテレビ解説。スカイA掛布氏、BS朝日岡田氏の虎・レジェンドセット。なぜかこのマッチアップのパターンよくあります。意図的な組み合わせなのでしょうか。どちらを聴こうか迷うところですが、とりあえず岡田さんを軸に視聴。
時々、チャンネル変えてみたり、掛布さんの解説のコメント連絡なども含めながら楽しんでみました。
〇共通点
・高橋投手の投球が緩急使ったメリハリ系であったこと。特に岡田さんは「力を入れなくても抑えられることを今日で知ったのでは。彼にとってプロ選手としてのターニングポイントになる投球ではないか」と絶賛。
・それを引き出したのは坂本捕手のリードである点。特に岡田さんは、「初回の初球にストレートをヒット打たれたことで坂本が何かを感じたのではないか。そこからリードを変えるとはすごいこと。坂本のコメントを聞いてみたい」とこれまた絶賛。掛布さんは、「変化球のサインの比率が高いなーと高橋は感じていたのではないか?」。
・「大山選手は30本は打ってほしい」「打てると思う」。ここは共通ですね。
・8回裏の島田選手の盗塁(5点差の二死一・三塁)。共に怒ってはったそうです。
〇相違点
・8回裏の高橋投手(先頭打者)でヒット。岡田さん、「打たんでええとベンチが言わないとあかんですよー。デッドボール当たることもあるんやから。端っこに立っとけばいいんやから」。掛布さんはヒットに対して「いいですね」とおっしゃっていたとのこと。
・岡田さんは、そのあとのヒットで高橋投手が三塁までしっかり走る姿をみて、「もう、僕はノーコメントですわー。わかりません。高校野球やないんやから。」と少しおかんむり。
〇岡田さんらしさ
・6回の近本選手の二塁打で高橋投手が長躯ホームインの場面。スライディングで生還した瞬間に、「北條!そんなんすべらんでもいいって合図出さないとー(怒)。ボール帰ってきてないんやから。ピッチャーがスライディングしたら足ひねったりとか、膝打ったりとかあるんやからー。」
・守備の際の右中間の打球の際に北條選手が二塁のベースカバーに行っていない点を何度も指摘されてました。「2人とも中継に行っても意味ないですよね。ポジショニング誰もおしえてないんですかねー」
・「高橋は、今日は一回も投げる時に帽子飛んでないですね。いつもは1球ごとに帽子飛んでるのに。それだけいつもよりも力を抜いて投げているということですよ。いやー、高橋にとって新境地を知るきっかけの日になりますね、これは、オーオー」。
このあたりの細かい点も見ていて、それをすぐに具体的に遠慮せずに語るところが岡田さんの解説の魅力です。
こういう目線でどんどんチームを鍛える・小言もいう。今のチームではだれがその役割をしているのだろうか? とか思います。
なんにせよ、ナイスゲーム+レジェンド達の解説を楽しめた試合でした。
だいちゃん
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