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心配。流れを失いかねない一敗。なぜ攻めない?矢野采配
2022/5/3 14時 甲子園 ●0-3(東京ヤクルト)
最高の形の6連勝で本拠地に戻ってのGW3連戦。3年ぶりのチケット完売・満員の甲子園。4月下旬まで売れ残っていたチケットが完売になったのは、強くなりつつあるタイガースへの期待の表れ。一気の大型連勝と借金減らしに立ち向かう姿を期待したのだろう。
負けた結果は致し方なし。村上選手への被弾も向こうがよく打った。ポイントにしたいのは6回の攻撃。無死一塁で打者は西勇輝投手。代打ではなかったか。たしかに、西投手・好投の流れ、シーズンまだ序盤を考えると先発投手をもう少し引っ張るなどの「型」へのこだわりによる続投もわかる。これが矢野監督の「理屈」だろう。
ただ、今のタイガースは、せっかく「流れ」がきて6連勝している。借金は10もある。首位とは遠く離れている。ここがシーズンの1つ目の勝負どころではないのか。ファンもその一気に流れを期待して、球場に足を運んでいる人も多い。
なので、ここは「理屈」抜きにして、この試合での最大の攻めの形を見せて欲しかった。案をいうと、代打を出してのバントで一死二塁をつくる。この回の1点でも入っていれば、ここ数試合のタイガースの流れからすると、残りイニングで同点に追いつく芽はあった。
果たして、近本選手にヒットは出るも、スコアリングポジションに進めていなかったことが響いてこの回ゼロ。実質ここでこの試合はジ・エンド。
心配するのは、せっかくの流れ・勝利の女神を今日の攻めない采配で逃がしてしまうような気がすること。ちょっとしたことでモードは変わる。明日からまた連敗モードに戻ってしまわないか心配である。杞憂であって欲しい。
だいちゃん