どしゃぶりだ。形はできても嚙み合わず。そういう年もある。
2022/4/12 18時 バンテリンドーム ●1-2(中日)
勝つならこの形しかない、という形で1-0でリードし、この形を待っていたで新抑えの「ユアレス」を投入するも逆転負け。致し方なしですね。抑えで身を立てるなら、何度も激痛の敗戦を味わうことは必要。それが今日だったというだけで、湯浅投手の投球内容は悪くはなかったと思う。
負け慣れたきた。なので、ある意味、湯浅投手の勉強にするなら今だ、今年だ、故に今日の敗戦も中期(3年スパン)でみたら意味ある敗戦だとも思ったりした。
矢野監督が嫌いはわけでは決してないが、これだけ噛み合わない・采配は外れ続けるという状況が続くと、「負け続けることで早く今年の終わりがくる」「早く次のステージにいける(監督交代その他)」というようなことを思ってしまったりもするようになってきた。繰り返すが、決して矢野監督に早く代わって欲しいわけではない。でもそういう声も出てきてしまうだろう。
勝負手が「中途半端」だとも思う。まだ既存の「矢野監督発想」の中での打順組み換えになっている。その典型は島田選手1番・山本選手2番。結果はでなかった。本当の勝負手を打つなら、島田選手ではなく高山選手であり、左打者が苦手な大野投手に「右打者」だと理由だけで山本選手・豊田選手ではなく、高山・島田・近本・佐藤くらいのの上位4人ではないか。どこか、まだ既成概念の中でチーム運営をしているようにどうしても見える。1勝13敗1分けという15試合ではありえない結果なのに。
責めるつもりはないが、これだけ負けることによって、矢野監督の勝負勘自体が鈍っているというか、神様に嫌われてしまっているように感じる。
しかし、切り替えよう。形はできてきている。4番が打ち、抑えが投げる・経験する、これは未来の阪神のための投資だと考えると意味があるとも言える。
えらい年にあたってしまったと矢野監督にはお悔み申し上げるしかないが、だけど一方で、4年間タイガースの監督張ったのだから、将来の阪神を考えた起用をこのあとお願いしたい。この状況だからこそ、(もはや)目の前の勝利は追わなくてもよい。今年は、どんなに良くても3位なのだから。
だいちゃん