本気の矢野采配、応える選手、虎8連勝
2021/4/20 17:45 東京ドーム 〇10-5(讀賣)
「7連勝’(タイガース)V.S. 6連勝(ジャイアンツ)」、「前回3連戦は2勝1敗も3戦目は完敗」、「西勇輝V.S.サンチェスは前回雨の中でサンチェスが自滅」、「3連戦の頭」など、色んな意味でジャイアンツとの力関係を測る上で大事な一戦と考えてました。
見事な勝利。どこからでも点が取れる打線のつながりを感じさせる試合でした。そして、矢野監督の本気采配がいくつか見えた試合でした。
・6回頭からの岩貞投手投入:追い上げられた嫌な流れ。しかしまだ5回、いつもならもう1回続投のところで交代の判断。では、誰を2番手に?再び追い上げられるのは避けて欲しい。ゲームの流れをスパッと止められる人選でした。しかもそれに応える岩貞投手の投球も素晴らしかった。
・マルテ選手に守備固め交代なし:梅野選手のタイムリーで8対4。これまでの試合ならマルテ選手は守備固め交代のところを交代なし。相手がジャイアンツ、東京ドーム、まだ点を取らないといけない事態があるかも、の矢野采配とみました。そして、9回にマルテ選手が出塁しての大山選手のダメ押しの一発。
矢野監督のタクト、冴えてます。それを引き出すのは、やはりジャイアンツの強さ。5-0が楽勝にならないのは「流石、巨人!」です。
試合を決めたのは、梅野選手の二死満塁からのタイムリー。勝負強さは半端ないですね。チャンスの時には一番ヒットの確率が高い打ち方(引き付けての右打ちで強い打球を)を心掛けているように思います。たまたまの勝負強さではなく、確立された勝負強さ。頼もしい。日曜日のケガが大ごとでなくて良かったです。
さあ、第2戦・第3戦もタフな戦いになると思います。十分なロケットスタートですから欲張ってはいけません。2勝1敗で勝ち越せれば十分とは思います。でも、せっかくのチャンスですから、久しぶりの「2ケタ連勝」、狙ってみますか!!
だいちゃん