主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(3.25)
昨日話してたDefense Production Actは国が発動するようになったらしく「昨晩、トランプ、彼のチーム、ペンスと電話で話した」と。これによって、GMなどの生産会社が人工呼吸器を高速で生産できるようになる。とにかくNYのピークが3週間後という予測なので時間がない。原材料の調達、生産ラインの装備、完成後の運輸など、急ピッチでオーガナイズを勧めている。
$2tri(200兆円)の国対策費用可決と言うがちゃんちゃらおかしい。NYが受け取るのがたったの$3.8bil(3700億円)。準備の初期段階の今でも既に$1bil(1000億円)支出。足りる訳がない。下院の段階では$17bilだったのに共和支配の上院で$3.8bilに。共和はNYをなんだと思ってるのか。無駄遣いと言うか。言わせてもらうが数字を見てくれ。私は歴代でも名を残すケチケチ知事だ。もう一度言う。少な過ぎる。
ジャバッツセンターなどの大型展示場を野戦病院とすると昨日言っていましたがそれに加えて公立大学の寮、ホテル、使っていない老人ホームなどもいま高速で対応できるように改装中。
NYが一番最初にピークを迎えることを強調。他の州に助けて欲しい。国のリソースもここに集中して欲しい。各州違うタイミングで一番辛いピークが訪れる。国は全国をいっぺんにかばうのでなく、ピークの移動に合わせてリソースを移動する(絶対数が少なくてすむ)スマートな対応をして欲しい。
NY感染者の拡大率が少しだけ後退してるという統計で、一斉隔離が功を奏しているかもと。「楽観はもちろんしていないが、いいニュースではある。」
(*先週の金曜日に「引退している医師/看護師に現場復帰して欲しい、兎に角医療スタッフが足りない。」と呼びかけて一日でなんと1000人集まって私はそれに驚愕したのですが、明けて月曜日の段階で4000人。今日の報告では4万人集まった。
この数字をみて私は号泣しましたよ、、、、。
「引退してる」っつーことは、年寄りですよ?
それを、自ら名乗り出るんですよ?
医療に携わる人達のなんて言うか責任感っていうか、もう引退してるのに、「私がやらねば」って思う感覚。本当に信じられないし、尊敬しかない。
更に!この事態で鬱になっている人用のホットラインを開設。6000人の精神科医がボランティアを名乗り出て、無料で話を聞いてもらえる。もーさー、、、。泣ける。)
なぜNYがこんなに症例が多くてこんなに早くに打撃を受けているのか。
「ここからは私の私見です」と念を押してから、
私たちは世界中からあらゆる人々を受け入れ、お互いとても距離の近いタイトなコミュニティーで暮らしている。だから最初にヒットを受けている。
でも、だからこそ、この隣人との近しさ、共感、協力、オープンさで、私たちはこの危機を乗り越える。コロナが最初に猛威を振るうのがここで良かった。なぜなら私たちニューヨーカーこそが未曾有のこの危機を克服できる市民だからだ。
大丈夫。